[就活最新情報]  まだまだ終わってません!

 

夏休みも後半に差し掛かり、また企業もお盆休みで、就職活動(企業は採用活動)も一休みです。

 

7月末時点の内々定率は約80%。6月末に比べて3.4ポイント上昇しています(マイナビ調べ、以下も同じ)。これは昨年とほぼ同水準で、引き続き高水準といえます。しかし、8月になっても大きく変化することはないと予想されていますので、やはり8月は小休止の状態と考えられます。

 

ただ、文系だけの数字では、男子で76.9%、女子で75.4%と、理系に比べて苦戦しているようです。

 

一方、採用数が充足していない企業も多数あり、また、内定保有数が平均で2.3社であることから、今後、内定辞退が相次ぐことも想定されますので、今後も企業の採用活動は、一部の大手企業を除いて活発に推移します。

 

引き続き採用活動を実施する企業が多いからか、それとも今年固有の状況かは分かりませんが、内定を持ちながらも引き続き就活を続ける人は19.7%と、昨年を上回っています。内定がない人と合わせて約4割の人が就活を続けていることになります。

 

まだまだ良い企業に巡り会える可能性は十分にあるということです。

 

とはいえ、これからの就活は、前半戦と比べて大きく異なります。どこが違うかというと、

 

1 一般論ではなく個別論

2  本当の意味での短期決戦

3  合うか合わないかが重要

 

の3点です。

 

周りの意見や常識にとらわれず、しっかりと自分の目と耳で確かめることが重要です。他の人には合わなくても自分に合う企業かも知れませんし、一般的にいわれていることは異なるかも知れません。その企業で活躍している自分がイメージ出来れば正解です。

 

これからの採用活動は応募者一人一人への個別対応になることが多くなります。そのため、面接のインターバルが短かったり、面接日がピンポイントで指定されたり、また、内定してから内定受諾までの日数を、ほとんどもらえなかったりします。複数の選考を同時に進めることは構いませんが、優先順位をしっかりつけておく必要があります。

 

自分の就活の軸をぶらしてはいけませんが、こだわりをコアな部分に留め、それ以外については可能性を広げることを意識して下さい。絶対に譲れない点は、あなたがその企業に会うか合わないかに関わる重要なポイントですが、それ以外の点については、許容範囲です。

 

まずは、訪問先企業を見つけましょう。キャリアセンター、ナビ、合説、方法はまだまだあります。受身ではいけません。積極的に働きかける必要があります。

企業説明や面接の場では、自分に合う企業かかどうか、質疑応答をとおしてしっかりと見極めて下さい。