Q36  浪人した理由って聞かれますか?

 

 

人生には色々あって、回り道することも良くあります。浪人することだってその一つです。企業は、浪人すること自体、問題視はしていません。ただ、無意味に時間を過ごすのではなく、その中で何を得たかが重要だと考えています。

 

なので、次のことについて考えてみたらどうでしょうか。

 

1. なぜ浪人してまで志望校に入りたかったのか。

 

「なぜ浪人したのか。」については、「志望校に入りたかったから。」ですが、「浪人してまで?」については考えておく必要があります。

 

2. 志望校に入って何がしたかったのか。

 

志望校に入るのが目的ではなかったはず。志望校に入って(もっと言うならば、大学に入って)何がしたかったのでしょうか?

 

3. なぜ今の大学、学部を選んだのか?

 

志望校ではないにしろ、それなりの理由があったはず。

 

 

一度くらいの失敗に挫けず、自分の夢や目標のために一生懸命頑張ることは評価できますので、そういうことが出来る人は浪人もハンディにはなりません。企業としてもWelcomeです。

一方、ただ何となく、とか、行くところがなかったので、とか、浪人すればもう少し偏差値の上の大学に行けるかと思って、なんて考えて浪人した人は、その後もあまり良い大学生活を遅れていない可能性が高いですから、企業としてもNGです。

 

とりあえずは、1.2.3. の質問について考えてみてください。

 

 

以下は、面接のシミュレーションです。

 

「どうして浪人したのですか?」

 

       「どうしても志望校に行きたかったからです。」

 

「どうして志望校に行きたかったのですか?」

 

       「xx大学のxx学部ではxxについての研究が盛んで、

          そのことについて学んで見たかったからです。」

 

「どうしてxxの研究について興味があったのですか?」

 

       「xxがきっかけでxxのことをもっと知りたいと思いました。」

 

「志望校に合格できず、今の大学に行きましたが、如何でしたか?」

 

      「残念ながら志望校には行けませんでしたが、今の大学でもxxについては学ぶことができ、

         また、xxについては違う側面から見ることが出来るので、それなりに満足出来ています。」

 

例えば、以上のような感じです。これなら、そんなに違和感はありません。「大学に行くのはやりたい勉強・研究のため」というのが前提の組み立てになっています。自分の目標に向かって頑張ってる感があれば、他の理由でも結構です。