Q34  「困難克服型質問」で大学受験の話をしても良いですか?

 

困難を克服したエピソードで、大学受験(浪人含む)の話をする場合は、注意が必要です。

 

なぜならば、多くの学生が多かれ少なかれ受験には苦労してきており、このエピソードでは差が付きにくいからです。なので、「ただ単に受験勉強をがんばった」だけでは、「みんなと同じだね。」ということになり、あまり印象に残りません。

 

「どんな目標を掲げたのか」、また「その目標を成し遂げるためにぶつかった壁がどんな壁だったのか」、そして「それに対してどのように取り組んだのか」が重要で、確かに長時間勉強はしたものの、学校や予備校の先生の言うとおりに課題をこなし、自分の偏差値で行けるところを選んだ、というのでは、主体性や困難克服も何もあったものではありません。

 

「困難克服型質問」に対しては、自分が、自分の目標に対して頑張ることができる人、積極的に自分の人生を切り開こうとする人、何事も前向きに考えることができる人、ちょっとやそっとのことで凹まない人、であることをうまくアピールできればGoodです。

 

特に浪人したことをエピソードにする場合は、「なぜ浪人したのか」が重要です。うまくアピールできれば、逆に、一度くらいの失敗に挫けず、自分の夢や目標のために一生懸命頑張る人、と評価されます。