こんにちは。
塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。
今日のテーマは、
「トップライン(売上)のボトルネックをさがす」
の中から生徒単価の分解法です。
指標名:退塾コマ数減分
計算式:退塾者数×その平均取得コマ数
年度始め以降、
退塾者が出たことにより減った
教室の取得コマ数のことです。
何がわかる指標?
年度始めからの期間中の
売上増減の要因がわかります。
退塾生が出たことにより
売上がどのくらい影響を受けたのか?
人数よりも実感できますし、
金額よりも現場感覚にフィットします。
改善方針3選
①退塾者の属性を調べる
②受験学年の退塾を防ぐ
③教室長が接触頻度を保つ
①について、
どんな生徒が退塾しやすいだろうか。
以前の投稿記事で、
退塾者を在籍期間で分けてみた。
(新規・中堅・ベテラン)
このように共通点を探っていこう。
対策がその先に見えてくる。
②について、
受験学年で退塾が重なると、
この数値が跳ね上がります。
優先して対策をとります。
③について、
生徒に「自分の居場所」
と感じてもらうためにも、
コミュニケーションの量は重要だ。
安心感を与え、不満早期発見のために。
分析のポイント
✅集計期間は4月~3月の年度区切りで。
✅どのコースで発生しているか?
✅どの学年で発生しているか?
✅人数ではなく、コマ数でみることで
売上減少のダメージを測る
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
あなたに役立つ情報を提供できるよう
がんばります。
よろしくお願いします。