こんにちは。
塾・予備校専門税理士の渡辺年弘です。
今日のテーマは、
「トップライン(売上)のボトルネックをさがす」
の中から平均単価の分析についてです。
指標名:基礎取得コマ数
定義:年度始め在籍生の取得コマ数合計
計算式で表すなら、
前年度から継続生の取得コマ数計
+春入塾生の取得コマ数計
となります。
基礎在籍生徒数の単価版といった感じ。
ここで見やすさの工夫を少々。
平均単価の動きに大きな影響を与える、
授業コマ数に絞って表現します。
何がわかる指標?
基礎在籍生徒数と併せてみることで、
今年度の採算性を推測できます。
夏から秋にかけての募集目標に
修正が必要かどうかがわかります。
教室全体の取得コマ数なので、
講師配置の規模感(必要人数)
の計算基礎になります。
改善方針3選
①継続率目標を達成する
②継続時に追加提案する
③春入塾生へ標準取得コマ数を提案
①について、
教室全体の数字なので、
生徒数にある程度比例する。
継続目標を達成できないと、
春の募集頼みになってしまう。
②について、
進級に伴い、
新学年の標準得コマ数へ
追加提案をしたい。
新受験学年生は特に。
③について、
入口で学年相応の
標準取得コマ数を提案していく
ことを全職員で統一する。
分析のポイント
✅4月1学期スタート時点の
数字として集計する
✅12月のピーク時在籍生数へ
向けてどう変化していくか?
✅生徒1人当たりではなく、
教室合計として集計する
✅前年度と比べてどうか?
✅前年秋頃に立てた目標値と
比べてどうか?
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
あなたに役立つ情報を提供できるよう
がんばります。
よろしくお願いします。