今日は売上の因数分解、
「単価の構成要素」についてです。
指標名:平均取得コマ数
計算式:取得コマ合計÷対象生徒数
この授業コマ数によって
平均単価が決まるといっても
過言ではないでしょう。
と同時に、この指標は
自塾でどれだけ勉強してもらうか
を決めるものでもあります。
なので、この指標は
教務と財務が交わるところだと
思っています。
何がわかる指標?
単価の増減の主原因は、この取得コマ数。
だかた月平均単価の代替指標としてみる。
自塾での勉強量を表すので、
生徒たちの平均の学習量が推し量れる。
改善方針3選
①入塾時に十分な提案をする
②標準コマ数を全員で共有する
③追加提案をする
①について、
最初に取っていただけないと、
その後に引き上げていくのは難しい。
入塾させるために
敢えてハードルを下げる手もありますが、
提案はきちんとしておくべきと思います。
②について、
学年・コースごとに設定します。
複数教室を展開している塾では、
特に重要になります。
③について、
学年進級時や季節講習後が
提案の機会に良いでしょう。
分析のポイント
✅月ごとに時系列で追ってみる。
どのように変化しているか?
✅前年同月と比較する。
数年間で比較したらどうか?
✅学年別、コース別で区分集計する
✅目標値と比べてどうか?
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
あなたに役立つ情報を提供できるよう
がんばります。
よろしくお願いします。