高1の生徒に現在の学習の調子を聞いてみました。

 

学校の勉強はどう?

 

高1N「生物の授業がどこをやってるのか全然わからないです」

この案件は同じ学校に通う同学年の生徒2名から聞いていたので把握済みでした。

 

あとはどう?数学とかは?

 

高1N「今のところ大丈夫だと思います」

(この大丈夫って言葉は例年信用置けないことはわかっています。先生の言っていることは理解できるが、自分の力だけで解けるかどうかって言ったら全然精度も悪くスピードも遅いって感じだろうな・・・)

 

古文は?

 

高1N「文法はなんか活用をやってて・・・きみにいいひってやりました」

(私はひいきにみゐるで習ったやつだ。覚え方はともかく、それに対応する単語はわかってないんだろうな・・・)

 

歴史総合とかはどう?

 

高1N「なんか要点が空欄になってるプリントを埋めていってます」

(あー歴史あるあるだな・・・)

 

といった感じでいろいろヒアリングしていきました。

 

高1N「でも、クラスが1ヶ月前からテスト対策しようって感じになってるんですー。」

 

うーん。まぁそれはそれでいいんだけど、むしろ高校のテストができたからって入試もうまくいくなんて思わないことよ。

なぁO?

 

高3O「まぁそうっすね。まったくもって別物です。」

 

今までさんざん勉強しろって言い続けてようやく気付くのが

高3になっていよいよ志望校とか本格的に現実的になってきたとき。

その時に自分の実力を目の当たりにして愕然とするもんだ。

 

高3O「そうっすね。」

 

今の気持ちのまま高1に戻ったらどうする?

 

高3O「即猛勉強始めてます。」

 

 

 

毎年毎年似たような光景が・・・

 

 

 

定期テストを適当にやれというわけではないです。

定期テスト”ごとき”にヒーヒー言ってるようでは受験はやっていけない。

ちょっと確認する程度でいい状態にしておくような学習を普段からやっておかないといかん。

 

だからこそ、

高校入試直前期の勉強量=高校の普段の勉強量

となるべきだとずっと言ってきているんです。

 

思ってもいない選択をしなくてもいいように、

自分の勉強の進捗の「普通」をアップグレードしておきましょう。