世の中3連休の中、塾を開けてきた年末年始特別日程も昨日で終わり、

今日からこの辺の学校は始業式やらでいろいろスタートです。

 

そういえば年末年始に、

「今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」

とか

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

ってちゃんと挨拶に来てくれた生徒が何人かいて、

 

 

やっぱり挨拶ちゃんとできる人ってホントすばらしいな

 

と思います。

 

偏差値高い低いって、

仕事で言えばスキルがあるないと同義だと思いますが、

一緒に仕事したいと思える人って、

スキル云々の前に人として信頼できるかどうかじゃないかと。

 

私みたいに、

ぼそぼそしゃべって何言ってるかわからない生徒に

「何!?聞こえん!はっきりしゃべれ!!!!!」

なんていう塾講師もあまりいなさそうですが、

コミュニケーション取れなきゃ指導もへったくれもないですし。

合ってようが間違っていようが、

自分の意見ぐらい言え!っておもいますしね。

 

 

さて、ここからが本題です。

 

先日、中学生、高校生ともに受験生たちが、

ともにこんなことを言っていました。

 

「学校行きたくない」

 

不登校とかそういうのではもちろんありません。

ただ単純に移動や集会みたいなのが面倒なだけなんですけど。

 

年末年始に朝(昼)から夜までずーーーーーーっと塾で勉強してて、

こんなに集中して勉強できる環境なんて学校にはまずないでしょうしね。

 

高校生も、

 

「始業式とかそういうので英単語帳見てると怒られるんですよ。

『こんな時に単語帳とか見てるやつは落ちるぞ』って。

でもほんと少しでも時間が欲しいのに集会とかやめてほしいんです・・・

共通テスト終わってから始業式にしてほしい・・・」

 

って言ってたり。

 

 

まぁそれはもっともな感じではありますが、

公立高校では致し方なしかと。

 

私の現役時代も、

冬になると学校来なくなる生徒多かったですしね。

 

ただ、

これも仕事と同じように考えれば、

そこまで追い込まれるまで問題を放置していた自分が悪い

とも言えます。

 

受験はゴール地点は人それぞれですが、

ゴールのタイミングも全員一緒。

それまでに

「志望校に合格できるだけの学力を身につける」

というミッションをこなせばいいんですが、

自分の現実を直視せず、

「私ならなんとかできる」というよくわからない妄想で目がくらみ、

気づいた時には絶望感と締め切り(受験日)しか残らない。

 

大学進学を目指す人にしてみれば、

高校はあくまで通過点でしかなく、

決してゴールではない

ということを踏まえて、高1,2は過ごしてほしいと思います。