(タイトル自体は内容とあまり関係ありません)
ある高1の生徒からLINEで自習中に配られた英語の問題の写真が送られてきました。
ちょっと別件で取り込み中だったので
少し経ってから見たのですが・・・
これ、高1解るのか?というレベルの問題でした。
解るのか?というのは、
正解できるのか?
ではなくて、
一文一文ちゃんと理解できるのかな?
の方です。
このレベルの英文を自習でぶち込んでくる意図は
①これだけの英文を読めるようにならないといけないんだぞ!もっと勉強せえよ!
②この程度の英文読めるぐらい勉強してるんだろう?そうなんだろう?
③さあ、この文を読むと睡魔が襲ってくるはずだ。さあこの押し寄せる睡魔に勝てるかな・・?
といったところでしょうか・・・w
うちの生徒は英語絶賛強化中なんですが、
理解できないだろうなーと思える要因がいくつかありました。
まずは、英単語にやられるはずです。
3語目にhierarchyとでてきて、
ハイラーキーって読めて、
ヒエラルキーって言葉を知っていればピラミッドみたいな階層構造がイメージできそうですが、
次の文のclinkという動詞。
clickっぽいが・・・そのあとのglassesという名詞があるから
グラスをクリックするわけないし・・・・
このclinkという単語、
受験生に大人気の英単語帳の
ターゲット1900にも、
システム英単語にも、
速読英単語(必修編)にも載っていない。
速読英単語(上級編)には載っていましたね。
defiantもまた然り。
空所補充の選択肢がすべて知らない単語じゃないかなと思える・・・。
そして文構造がつかめない。
長ーい文(ひとつの段落が3行に渡っているがこれが実は1つの文だった)の
各単語の品詞は何か、
SVOCが分かるか、・・・
英文解釈のトレーニングはまださせていないので、
単語の力だけで解くしかない。
もしくは・・・雰囲気?
英語に限ったことではないですが、
問題を解いて当たったか、外れたかなんてどうでもよくて、
論理的に考えて答えを正しく導き出せたかどうかが重要です。
それの積み重ねが安定した点数につながります。
高1に・・・・
いや、うちの生徒に限った話かもしれませんが、
この長文問題は早すぎる。
と聞こえてきそうです。(知る人ぞ知る普及の名曲)