夏休みに入り、

とはいうものの課外という名の授業が普通にある高校。

先生からは

「こんなのボランティアだからねっ!」

なんて恩着せがましく言われたりもする『式典』があるらしいですが、

当の生徒本人からは、

「なんだこりゃ・・・」

って白目になってたりするようですよ。

 

 

大学入試は志望校によってやるべきものが変わってくるので、

ちゃんと選ばないといかんとは思います。

 

先に進むタイプの課外だったらやらなきゃいけないから受ける。

復習タイプだったら受験科目でいらないのは受けない。

とか。

 

 

昨日質問してきた生徒は某国公立大学の二次試験の問題や、

共通テスト(センター試験)タイプの問題を課題として出されていました。

 

これは強烈に言いたい。

 

この生徒、基礎が本当に理解できていないからやめた方がいい。

学年でも上位にいるので多くの人が理解できていない可能性が高いし。

 

おっしゃることはわかるんです。

 

あなたたちはもうすでにこの問題を解くための知識は教えてあるんですよ。

だから解けるんだから頑張って解いてきなさい


こんな気持ちでこのレベルの問題を「宿題」として出されたら、

 

真面目な人は何時間も考えて、結局何も進まずに白紙で出すしかない。

 

不真面目な生徒はネットに転がってる答えを見て写して終わり。

要領のいい人は似たような問題を探して解答をうまく流用して終わり。

 

完全に時間の無駄ー。

 

為になるのはごく一部なんだろうなーって思います。

 

授業で出すならすぐに解法のヒントとか与えられるからいいんですけどね。

 

基礎でいいんですよ。基礎で。

目ぇ瞑ってても、グラフや図形が見えるぐらいまで基礎をやりまくってほしいです。

それが難関大への第一歩ですよ。

 

 

高校1,2年生の夏って本当に大事なんだと思います。

スポーツで汗を流して青春を感じるのもいいんですけど、

難関国公立を目指す人はそれによって完全に失うものがあるということに気づくのは、

3年生になってからです。

 

特に理系。

 

大学入試の手遅れは、

高校入試の手遅れとはわけが違うということを知っておいた方がいいですよ。