この時期は、中学生も高校生もいろいろ決断する時期ですね。

 

一番いい例が部活動です。

 

 

昔と違って今はそこまで部活動って1日に占める割合は多くありません。

土日も1日中練習してたり、練習試合が入ったりとかもありません。

 

とはいえ、

 

大会前はガチる人はガチります。

同じチームにガチる人がいればおのずとみんなガチる必要が出てきます。

 

その時に、部活動を言い訳に勉強をしない、とならないでいただきたいと思っています。

 

塾講師としては。

 

 

でも、塾講師としてだけでなく、一人の人生の先輩としても生徒と接しているので、


部活動に力を注いでも、注がなくても。

きつい部活に入って一生懸命取り組んでも、

楽な部活に入って行っても行かなくても変わらないような活動をしても、

結局なんでもいいって言います。

将来振り返ったときしか、その決断が良かったのか悪かったのかなんてわからないので。

 

 

 

ただ、

私の基本スタンスは、

部活50%勉強50%とかではなく、

 

遊びも勉強も部活もやるならすべて100%です。

 

 

今日中2の授業で一日の学習時間とそれ以外の時間を聞いたところ、

家庭での学習時間は2時間程度、ゲームとかの時間が3,4時間程度の人がいました。

で、6、7時間ほど寝ているという。

 

それで結果が出せているのであればいいんですけど、

今日やった英単語テスト、満点が一人もおらず、

50点満点中49、47、後はもうぼろぼろって感じでしたか。

やることやらずに6,7時間寝るのはちょっと違うかなと「昭和な男」は思うのです。

 

やらなきゃいけないことをやって初めて自分の時間を持てる。

 

それができないなら何かをあきらめなければならない。

 

最初に切るのはプライベート。

私の場合は睡眠時間でした。

どうしてもテストではいい点数が取りたかった、でもゲームの時間は確保したかった。

なら睡眠時間を減らすしかないって夜2,3時までやってた記憶があります。

場合によっては覚えるまで寝ない。

 

ちょっと勉強がメインになりましたが、これは部活動や習い事がメインになっても別に構わないとは思っています。

その人の人生にとって、何が大事なのか、

それは人それぞれです。

 

中学卒業した後、スポーツで活躍するような人生送りたい人が、

勉強なんてしてる場合じゃないでしょう。

中学卒業した後、進学実績のいい高校に行きたい人が、

部活とか遊びとかそんなことを言っている場合じゃないでしょう。

高校も同様です。

何のために高校に入ったのか。

部活を頑張るために入ったんだったら大学は期待しないでねって言っておかないといけないし、

いい大学入らなきゃってなっている人はそれ以外をある程度犠牲にしなければならないし。

 

今を大切にすることももちろん大事です。

学生は今の気持ちが一番大事だと思うものなので。

大人はそれを加味したうえで、その後のことをどうしても考えます。

私に至っては、今までの生徒たちの動向や状態を含めて、

どうなっていったのかを生徒に話をします。

それを本人がどう判断するかは、本人の自由ですよね。

 

 

自由は責任もつきまといます。

なので、慎重に判断をしましょう。

決断したらその決断に責任を持ちましょう。

逃げては駄目です。

 

高校生にはガンガン遠慮なく言いますからねー。

なお、高1の生徒のいろいろな決断に、

高3の諸先輩たちは若干心配しています。

私がちょいちょい言う、

「一度痛い目を見れば本当にわかる」

を体験している人たちです。

さすが、経験者は重みが違いますね。