昨日の続きです。
自分の点数をパッと見たときにおそらくこの4つのどれかを抱くんだと思います。
開き直り
危機感
向上心
責任感
そして多くの人が危機感を感じて行動を開始します。
自分の中で目標の点数を下回ったときに大体危機感を感じるんでしょうね。
生徒の言葉のなかで、
「やばーい」 「どうしよう・・」
こういう言葉が出てきたら個人的には
よしよし、ここからここから
と思うので精神衛生上何の問題もありません。
むしろここがある意味原点だと思っています。
一方、目標の点数どころか想定している最低点を下回ったときに開き直り、「あきらめ」が出てきます。
あきらめたかどうかは表情で判断します。
まだ泣いてくれたりハンカチ咥えて「キー!クヤシーッ!」ってなってくれればまだ危機感ゾーンなんでしょうけど、
変に笑ったりしてたらもう完全に開き直ってるのかなーって。
かの優秀な指導者は言いました。
「あきらめたらそこでしあ・・・」
いや、ほんとそうですよね。
特にろくに努力もせずに諦められてら・・・
このゾーンの人たち用の私の更生プランはあるのですが、
その人たちを動かすのにはほんと労力がかかるので、
開き直りゾーンになる前に手を打ちたいところではあります。
そして、目標の点数をちょっと上回るとここから楽しくなってくるんですよね。
向上心。
昨日の83点の生徒はあと少しでこの領域なんでしょう。
「ここができてればあと〇〇点プラスになった」
「計算ミスなくせれば90点いった!」
その辺を良ーくみてちょっと背中を押してあげると、
毎日勉強するようになったり、率先して質問してきたり、行動が一気に変わります。
1教科だけでもそうなると他の教科にも感染していくのでいい流れになっていきます。
最後に責任感。
ここは学年で1位を取るとか、100点を取ってしまうと半ば強制的に持たされてしまうものですね。
〇〇さん頭いいから・・・
〇〇さん英語すごいから・・・
と株価急上昇し、もう引くに引けなくなって維持するために勉強することが義務にw
私は高校の時の数学がこれでした。
自分の定期テストの解答がコピーでクラスに配られ、これが解答だって言われたらもうあかんのです。
当時一部の女子生徒としか話していなかったのに、ろくに話さなかったガリ勉女子から質問されたり、
別のクラスから数学の質問に来られたり、
数学の先生が体調不良で授業ができないときに
「代わりに授業やっといて」
とか。
おかげで自信になりました。
100点をずっと維持はできませんでしたが、100点近い点数は取り続けられましたし、
こうやって塾講師やれてるし。
今うちの塾の生徒のほとんどは危機感ゾーン。
一部あきらめゾーン、一部向上心ゾーン。
良くも悪くも責任感ゾーンはおりませんが、予備軍はいます。
来週のテストでどのようにこれが変動していくか。
あと1週間の頑張り次第ですね。