「親にだって殴られたことないのに!」って言ったのは

たしか・・・・ガンダムのアムロの名言?だったと思うのだが

最近の子供たちは、殴られるどころか

「親にだって叱られたことないのに!」って子が多い。


今日は久しぶりにダメ親がテーマである。

どのご家庭でも、悪いことをして「コラッ!」程度の注意をされることは

あるのだろうけど、大人から本当に真剣に面と向かって

どやしつけられたり、ぶん殴られたりって経験をせず

成長してしまった子は、残念ながら、最近とても多いようである。


だからといって、最近頻繁に報道されているような

チョー若い夫婦が勢いで子供作っちゃったくせに、

今度はその子が邪魔になって、踏んだり蹴ったりしたあげくに

殺してしまう・・・

なんて状況が良いと言ってるんじゃありませんよ。


ま、最近は、教師のゲンコツですら体罰だってぬかすバカ親がいるから

学校ではどんなに傍若無人な振る舞いをする生徒に対しても

教師は一切手を出せないため、子供たちは、学校ですら、大人から

真剣に叱られるっていう経験を全くしないまま成長してしまうのである。


ところで・・・・


ま、私の塾では、成績が上がらないっていう

塾の致命的な理由で退塾される生徒さんはほとんどいない。


しかし、最近の退塾者の傾向として、昔は考えられなかった理由で

塾を去る者が出てきたのである。


それは・・・・


「叱られたことによるショック」

で塾を去る子がいるってことである。


新年度に入って、生徒が1人塾を辞めた。


その生徒は、春休みから塾に入ってきたばかりだったのであるが

とにかく、宿題を全くやってこない生徒であった。


きつく叱ると、次の授業の時には、少しだけやってくるのだが

また次は、必ず忘れる・・・・。


もちろん、家庭に連絡もし、親からのお声掛けもお願いしたのだが

いっこうに改善されない。


私の塾では、土曜日は昼間に授業があるのだが

その週に宿題忘れをした場合は、夜に補習授業を行っている。

ところが、そいつは土曜日は必ず休むのである。


もちろん、無断欠席ではなく、オカーチャンから

「チョット体調が悪いので・・・・」ってな具合に連絡が入るのである。

もちろん、悪いのは体調ではなく、そのお子様の根性なのであり

そもそも、塾相手とはいえ、他人に平気で嘘をつける親も信じられない。


で、先月末、宿題を忘れた日に、ついに最後の通告・・・である。

「いつまでも逃げてては成績は上がらない!

今週の土曜日は補習になるから

絶対に休んだりしないように!」

ってチョッときつめに叱ったのである。


すると・・・・まぁ、予想はしていたけど

即、オカー様から退塾のご連絡である。


そんなとき、ほとんどのダメ親が言う理由は


①「自分一人で勉強したいと言うものですから・・・」

②「今は部活動に専念したいというので・・・・。」


の二つのパターンがほとんどである・・・・・。


このおかーちゃんは、2番目の例文をご使用になった。


でも・・・・親だって、こんな理由、当然ウソだって分かってるんでしょ?

っていうか、こんな親だから、子供のウソだと分かってて

なおかつ塾の先生にウソ言うのも平気なんだろうけど・・・・


もしホントに子供の言うことを信じてるんなら・・・・

もう救いようがない。



どうしてダメな親って、子供をコントロールすることができないんだろ?


今回のような「宿題忘れ」に限らず


「今日は練習試合で疲れたから、塾に行かな~い」

ってダダこねる子に、「さっさと準備して出かけなさい!」

って尻をたたけなんだろう?


ゲームをする時間はあるけど、宿題する時間は全然ないって子に

「はい!ゲームはそこまで!すぐに机につきなさい!」

ってゲーム機を取り上げることができないんだろう?


無理強いすると、子供が暴れるのかぁ?

包丁持って、向かってくるのかぁ?


でも、もし包丁持って向かってきても、自分の子でしょ?

刺される覚悟で子供と向かい合えよ!


こんなことで塾についていけない子がでるから

遅刻、宿題忘れ、早退自由なお気楽塾が

細々と生き残って行けるのである。


でも・・・・・


そもそもなんで高い月謝払って

わが子をわざわざ塾に通わせてるのか・・・・・?


ダメ親たちには、ホントそこんトコロを

もう一度ヨ~ク考えてほしいと思うのである。



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