前回ブログで書いた大分県の教員採用汚職事件は

私が思っていた異常にマスコミに大々的に取り上げられ

かなり上層部の黒幕にまで捜査の手が伸びようとしているようで

予想外とはいえ、まことに嬉しい限りである。


ただ・・・日本全国にはびこっている教員採用にまつわる汚職事件が

大分県だけのシッポ切りで終わってしまわないことを祈るばかりである。


さらに、この守銭奴コームインどもの事件にまぎれて、

最近日本で頻発している頭のおかしいガイキチ野郎どもの

異常犯罪事件がかすんでしまうことも避けなければならない。


だって、あれだけ世間を騒がせたあの秋葉原の無差別殺傷事件も、

まるでブームが去ったかのようにすっかり報道されなくなってしまった。

でも、近年、日本で多発しているこれら異常な殺人事件は、

明らかに日本滅亡の前兆であることに間違いないのである。


それらガイキチ野郎どもに傷つけられた人はもちろんであるが

実際に傷つけられはしなかったにしろ、そんな事件を間近で

目撃してしまった人は、ただならぬ精神的ショックをうけたに違いない。


そういった異常犯罪に巻き込まれた人たちに対して

身体的な部分だけではなく精神的なケアも行なっていこうという働きが

日本でも活発になってきたのは、たしか、クソカルト教団が起こした

あのサリン事件がきっかけであったようにも思う。


カウンセリング等の精神的なケアという分野に関して

チョー後進国であった日本にとっては

それはそれでよい傾向であると思っていたのではあるが・・・・・・


残念ながらそれと同時に”トラウマ”とか”PTSD”っていう用語が

一部のノータリン軽薄者どもに、いとも簡単にも使われるように

なってしまうという弊害を生むことにもなってしまった。


最近の日本人は若者はもとよりけっこう年配の人間でも

精神的にチョー軟弱な人間が多くなってきた。


落ち込んだり悩んだり、ショックな出来事があると、

それを自分自身の問題として捉えることができず

外部にその原因を求めたり他人のせいにして安心しようとする。


で、結果

「子どものときの○○がトラウマになっちゃってるのよネ」とか

「子どもが○○のせいでトラウマになっちゃった。」なんて

おバカな発言をする軽薄な人間が増えてきてしまったのである。


そもそもトラウマっていうのは、別名「心的外傷」といわれていて

テロ、震災、交通事故、レイプや児童虐待といった大事件に遭遇し

自らの精神的処理能力を超えるような強烈な体験をしたときに

心が自分の精神を守るためにその記憶を封印してしまい

時間が経過した後に、何らかのきっかけで、突然封印されていた体験が

鮮烈によみがえってしまうっていう大変な精神障害のことなのである。


だから、誰にでもそう簡単にはトラウマなんて起こらないし

「トラウマなのよねぇ~」なんて気軽に言えることではないのである。


トラウマウマシカかも区別できない馬鹿な大人達が

こんな重たい言葉をお気楽に使っちゃうから

子どもたちだってすぐに感化されちゃうのだ。


最近は学校にスクールカウンセラーをおくところも増えてきたらしいが

実際、本当にカウンセリングを必要とする子ども達の役に立っているとは

とてもいえない状況である。


もちろん池田小学校のような事件があった後には

事件に直面してしまった子ども達に対しては

十分な精神的ケアが必要だっていうのは理解できる。


しかし、最近の教育現場っていうのは、大したことでもないのに

何かに付けて精神的ケアとかカウンセリングって騒ぎまくって

結局、それが子ども達の精神の成長を阻害していることに

気づいていないのである。


だって、そんなこと言ってたら、戦時中に空襲を受けたり

広島や長崎の原爆投下に直面して生き残った人々には

間違いなく重篤なトラウマが残ったはずである。


で、戦争を体験し生きてきた子ども達は、

トーゼン全員が「心的外傷」を負い、その後の人生も

ままならなかったに違いないのである。


でも、そんな日本人はいなかった。

カウンセリングなんて言葉すらなかったあの時代の日本人たちは

間違いなく自分自身の精神力で苦境を乗り切ってきたのである。


話はチョッと変わるけど、こないだ塾の面接で母親が

「この子は小学校のとき公○の学習教室で、問題が解けるまで

トイレに行かせてもらえなかったのがトラウマになって

今まで塾に行きたがらなかったんですぅ。」

っておバカなことをおっしゃっておられたけど・・・・


もし、その出来事が本当にその子にとってトラウマになったのなら

その子は今からも日常生活でそれこそ何百というトラウマを背負い

間違いなく成人になるまで無事成長していくことはできないであろう。


で、話は最初に戻るんだけど・・・・


大分県の教員採用汚職事件で、子ども達の教師に対する不信感が

高まってしまったってニュースで報道されていた。


で、調子こいたクソガキの中には、一般の教師に対して

「先生はお金を払って先生になったのぉ?」って発言するヤツも現れ

さらには感化されまくりのチョー軽薄な親たちが

「不正で、合格水準に達していない教師に

教えられてきた子供たちが最大の被害者だ。」

なんて言い出す始末である。


あ~なんて薄っぺらい人間どもなんだろう・・・・・


こりゃ、いずれは

「この事件が子どものトラウマになって

勉強ができなくなってしまったぁ!」

なんて言い出すウマシカ親が出てくるんじゃないかぁ~

って思ってたら・・・・・


なぁ~んと大馬鹿教育委員会は、さらに税金を使って

採用汚職のインチキ教師がいた学校にカウンセラーを配置し

傷ついた子どもの精神的ケアを行なうって方針を発表しやがったらしい。


もう・・・・開いた口がふさがらない・・・・

ま、子どもたちをかばいまくってケアするのも良いけど・・・・・


汗水流して命がけで納めた税金で生きているコームインが

さらに一般庶民をたぶらかして私服を肥やしていたことのほうが

我々納税者にとってはよっぽどトラウマになるような気がするのだ。


で・・・・・


そんな我々納税者達が被ったトラウマに対する心のケアは

いったい誰が行なってくれるのであろうか・・・・・・?



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