池田小学校の事件が起こってからというもの
昼間は校門を厳重に閉めたり、教室にインターフォンつけたりと
オマヌケな対応ばかりやっている。


前から言ってるけど、門を閉めたって大人のガイキチは

簡単に門を乗り越えて入ってくるでしょ?

で、校内でガイキチが暴れたとき、門が閉まってちゃ

今度は小さな生徒は逃げられないジャン?


池田小学校の事件のときも、門が開いてたから

外に逃げられた子どもがいたんじゃない?

ったく、学校は何を考えているんだか・・・・・


学校がこんなおバカな対応ばかりやってる一方で

学校内部に潜む本当の危険に気づいている人間は少ない。


どんなに外部からの侵入者を防ごうと、

例えば、昨今の学校のように、内部にいる教師が生徒に手を

出したりするワイセツ事件が後を絶たないんじゃ意味がないだろ?


これまた以前のブログでも書いたことがあるけど
教師の淫行事件なんて、マスコミで報道されているのは、

ほんのごく一部、氷山の一角で

教師ぐるみや、管理職、さらには教育委員会ぐるみで、

闇に葬られている事件はヤマほどあるのである。


なんで、そんなことが分かるのか?って・・・・


わたしが現役の教師だったたった10年間の間にも、
こりゃ新聞沙汰でしょ?てな

教師による生徒に対するワイセツ事件が10件以上あったけど

その全てが、見事に学校側によって闇に葬られていたからだ。


学校っていうのは、外部に対してはクローズだけど

内部はオープンな体質だから、近隣の学校で起こった

教師の淫行事件なんてにも頻繁に耳に入ってきたものである。


で、外部にこそばれなくても、同僚や保護者にバレちゃった教師は、

さすがに学校にはいづらくなるので、結果、円満退職っていう道を

選んだやつも多い。

でも・・・・・そんな事件を起こしておきながら、未だにのうのうと

教壇に立っている変態教師も少なくないのである。


ま、ヘンタイ教師に関しては学校側の隠蔽体質が変わらない限り

防ぎようがないのだから、対応策としては、せめて保護者たちが

しっかりと監視の目を光らせておくしかないであろう。


私の塾の近所にある吹奏学部の顧問教師は

お気に入りの子ども数名に自分との専用連絡用の携帯を持たせている。

その教師いわく「生徒との緊急連絡用」とのことであるが

明らかにおかしいことくらい誰が考えても分かるはずである。


また、やたらめったら宿泊をともなう試合に出かける教師も怪しい。

公式戦に勝ち進んで県大会とか全国大会に行くのなら分かるが

参加しなくても良い遠方のローカルな大会に頻繁に参加し

生徒を連れて回ってお泊りする意図が分からない。


話が変態淫行教師のことばかりになっちゃったけど
学校の危機意識の低下っていうのは、

最近大流行の校外授業にも顕著に現れている。


一昔前までは、校外活動っていうのは遠足か修学旅行って

相場が決まっていたものである。


しかし、今は集団訓練、山登りキャンプ、スキー教室など等・・・・

やたらめったら宿泊をともなう行事が増えている。


ただでさえ授業時数が減ってるんだから、学校にはもうチョッと

きちんと本業のお勉強をさせてほしいのであるが、

公立学校のレクリエーションは年々エスカレートしている。


ま、学校が「勉強」から手を引いたのであれば、

生徒の暇つぶしという目的で校外活動も必要なのかもしれない。


私の住む市では、数年前から「農泊体験」っていう行事が流行っている.

「農泊」っていうのは、字のごとく、農家に泊まって農業体験をしようって

ことなのであるが、これまた学校の危機管理がなってないのである。


農家に泊まる・・・・といっても、1件の農家に生徒が全員泊まれるわけ

ではないので、学年の生徒を4,5名の判に分け

何十件という委託農家に生徒を分散させて預けるのである。


もちろん教師は全ての家に泊まるわけにはいかないので

各農家に生徒を配って回った後はノータッチになる。


教員免許を持っているはずの教師ですらまともなヤツは少ないのに

農家のおじちゃんやおばちゃんにきちんと子どもの指導が

できるはずはないのである。


私は農家のおじちゃん、おばちゃんを悪く言っているのではない。

農業というお仕事で立派に生計を立てている方々であるから

「農業」に関してはもちろんプロフェッショナルな方々のはずである。

でも・・・・子どもに何かを教えるって簡単なことじゃない。

やっぱ農家の方々に子どもの指導ってのは

それこそ畑違いなのである。


ま、委託農家の方々もその辺は心得ている方も多いようで

きつい危険な作業は一切させず、昼間は目の届く範囲で自由に遊ばせて

食事はファミレスに連れて行く・・・・なんて家もあるようである。


ま、二泊三日の宿泊費として生徒一人あたり二万円を徴収しているから

5人の生徒を二泊三日だけ面倒見れば10万円である。

昨今厳しい農家にとってはありがたい副収入でもあろう。


ただ・・・・・中にはサービス精神を出しすぎて

自宅で歓迎会なんか開いちゃう方もいるらしい。

で、孫のような子どもがたくさんやってきて浮かれすぎちゃって

「まぁ、お前達も飲め!飲め!」ってお酒を勧める方もいたと聞いた。


これが、ほんとの孫で、久しぶりに帰省した孫だったんなら

ビールを一口をすすめたとしても、まぁ、ありがちなほほえましい

光景なのかもしれないけど・・・・・

これは一応学校行事なのである。


毎日の畑までの移動に、軽トラの荷台に子ども達をのせて

通ってたっていうお話も聞いた。


田舎道を子どもを荷台にたくさん乗せた軽トラが走っていく・・・・

子どもも楽しいだろうし、一風景としては悪くないのであるが・・・・

後部座席のシートベルトすら強制されちゃう今の日本で

そりゃあまりにヤバイ風景なのではないのか?


そんな、教師の目の届かない野放しの校外行事に

いろいろな万が一・・・・を考えてしまうのは

私の杞憂であろうか?


学校は本来の目的を忘れ、他にも職場体験など

次々に新しいレクリエーションを打ち出している。


もう学校が勉強をする場所でなくなったのであれば

それもいたしかたないことなのかもしれない。


だったらせめて・・・・・


そういった活動は教師の目の届く範囲で

子ども達の安全が確保できる状況で

行なってほしいと、私は思うのである。


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