私がずーっとブログで訴え続けてきた
子ども達への携帯電話の規制っていうのが
ようやく世の中でも議論に上り始めてきた。


今までこのブログで、携帯電話やネットの子ども達に与える

悪影響をさんざん書き綴ってきたきたけれど

私は別に携帯電話やネットそのものを否定しているわけではない。


私だって携帯電話の恩恵には預かっているし
そもそもネットがなければこのブログだって書けない。


ただ、便利なものっていうのは、何にしたって

使う側の人間のモラルや能力が必要となるものが多いのだ。


だから携帯電話に限らず

人間の能力をチョー倍増してしまうようなすごいマシンっていうのは

それを使用する人間にもっと厳格な資格を問うべきであると思うのである。

その最たるものの一つが車の運転免許である。


う~ん、今日のブログは、もしかして年配の方・・・・

もしくは女性の方全体から反感を買ってしまうかもしれない・・・・


私の仕事は夕方から始まるので、昼間に表に出かけることが多い。

で、昼間の町は夜に比べて比較的、主婦や年配の方々・・・っていうか

ぶっちゃけ、総じて運転テクニックが未熟な方が多いように感じるのである


で、昨日、郵便局に出かけたとき、私の車の前に年配の女性の方が

運転する軽自動車がその駐車場入口をふさぐように停車していた。


すぐ後ろにいた私は、しばらくガマンしてたけど、

もしかしてその方が気絶しているかもしれないって思ったんで

軽くクラクションを鳴らしてあげた。

すると・・・・・ゆるゆるとその車は動き始めた。


どうやら、入り口に車を停められて、どの駐車スペースに

止めようかと思案されていたようである。

わたしのクラクションにうながさたオバチャンの車は、

駐車場の奥に進んでいったのだが・・・・・

そのとき私のほうをキッと振り返った時の恐ろしい形相は忘れられない。


刺されてはたまらないので、私はさっさと車を停め

郵便局に駆け込み3分ほどで用事を済ませ車に戻ると・・・・

あのおばちゃんがすごい形相のまま・・・・まだ車庫入れをされていた。


車を下げたり出したりしているのであるがハンドルのきりかえしが

てんでトンチンカンなので、車は同じ軌跡を行ったりきたりで

一向に駐車スペースに収まる気配はないのである・・・

しかも、表情は恐ろしい形相のまま・・・である。


もしかして、この方はもともとそんなお顔で

「あ~私をにらんだんじゃなかったんだぁ」って

ちょっと安心して郵便局を後にした。


で、さらに、近くの喫茶店にたちよる途中、

直進する私の車の前方すれすれを、間一髪

オバチャンの乗る軽自動車が猛スピードで横切っていった。

急ブレーキをかけ危うきを免れたが、さすの私もにブチキレて

車を停めその車をにらみつけたのである。


ところが当の運転手のオバチャンは、日よけ帽子を深々とかぶり

腕全体をすっぽり手袋?で覆った、まるでバックトゥーザフューチャーの

ドクのようなカッコウさながら、知らん顔で走り去ったのである。


昼間の道路はゲーム状態かぁ!?と腹立たしく思いながら

行きつけの喫茶店の駐車場に車を停め、店に入ろうとすると

遠くから救急車のサイレンの音が聞こえてきた。


さほど気にもとめずに店のドアを開けようとした瞬間・・・・


ド、ド~ン


って・・・・・空から何か巨大なものが降ってきたかのような音。


びっくりして振り返ると、なんと私の目の前で

救急車と軽自動車が正面衝突をしているではないか!


救急車からはネクタイ姿の男性があわてて飛び出してきた。

どうやら消防署ではなく病院の搬送用の救急車のようである。


大きな通りだったので、すぐにたくさんの野次馬が集まったが

警察と救急車もすぐにやってきた。で、事故にあった救急車から

搬送中の患者さんを運び出しさっと搬送していった。


事故にあった救急車の乗員も大きな怪我はないようだし、

あとは事故処理だけか?って喫茶店の中から見てたら・・・・・

あれっ?軽自動車の運転手が見当たらないのである。


最近の軽自動車はよほど丈夫に出来ているらしく

救急車がベコベコになってる割には軽自動車のダメージは少ないようである。

ただ、離れた場所からもエアバッグが膨らんでいるのが見えたんで

やはり事故の衝撃はかなりのものだったんだろう。


で、当事者の軽自動車の運転手は・・・・ショックでまだ車内にいた。

車外から警官に何か話しかけられているようである。

怪我はしていないようだったので、やがて警官から支えられて

車の外に連れ出され、道路脇の植え込みにしゃがみこんでいた。


あれだけ大きな事故だった割には

幸いにも大きな怪我を負った人はいなかったようである。

ただ、搬送途中の患者さんが大丈夫だったのかは分からない。


結局、この事故の原因は・・・・

サイレンを鳴らして交差点を横切っていた救急車の前を

おばちゃんの運転する車が無理やり横切ろうとしたことが原因であった。


私の住む市は、全国的に見てもかなりガラが悪いほうなんで

運転中に緊急車両が近づいてきても道を譲らないバカも多い。


でも、一刻一秒を争うかもしれない人間が乗っている救急車の

進路をふさぐ行為は、殺人未遂にも等しいと思うのである。


結局、道にへたり込んでいたおばちゃんも

次にやってきた救急車に乗せられてどっかに搬送されていった。

ま、救急車の中で自分が起こした事故を、

モーレツに反省したに違いなかろう。


私は別に、オバチャンや年配者の自動車運転を

規制せよって言ってるのではない。


ただ・・・やっぱ便利なものを使うには

使う側にもそれ相応の能力が求められると思うのである。


だって、車ってすごい機械でしょ?
便利ってだけじゃなく、ダレにだって巨大な鉄の塊の機械を
すごいスピードで自在に操ることができるのである。
そんなすごい資格を、今の日本ではダレもが簡単に

取得できるってことがやっぱおかしいと思うのである。


だから、オバチャンや年配者に関わらず
免許取得に際しては、もうチョッと難易度を高くし

さらに取得後も、定期的に運転技能に関する実技試験を

課すべきだと思うのである。


10年以上ペーパードライバーだった知人のオバチャンが

「こないだ久しぶりに運転したけど、そりゃもうハラハラしたわよぉ」

って言ってたけど・・・・きっとあなたの周りを走っていた方も

ハラハラさせられたはずなんで、申し訳ないがそんな方は

運転する前にもう一度自動車学校に通い直していただきたいのである。


年配者や女性を敵に回すようなことばかり書いてしまったが
それほど自動車免許っていうのはすごい資格であるってことを
分かっていただきたいのである。


ましてや、意図的に違反行為を行なう暴走族や

飲酒や無免許運転をしたやつっていうのは、

もう一生免許が取得できないようにするっていうが

当然であるって思うのである。


お巡りさんたちも、こそこそネズミ捕りして

一生懸命働いてる営業車のおじさん捕まえたり
セコイ駐車違反を見つけて裏金作りばかりせず

もし本当に交通安全を願っているのであれば

そこらへんをもうチョッと考えてほしいと思うのである。



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