新学期が始まっておよそ1ヶ月・・・・・

塾のほうはもう本格的に授業が波に乗ってきたって感じであるが

学校は相変わらず意味不明の行事ばかりで一向に本格的な

授業が始まる気配がない。


ま、毎年のことではあるが、家庭訪問に始まり、授業参観、歓迎遠足・・・・・

新学年のスタートの大切な時期に、ドーデモいい行事を組み

そのたびに短縮授業だの代休だのと勉強時間を削りまくり

挙句は「授業が進んでないから試験範囲が作れない・・・・」って

今やほとんどの中学校が1学期の中間考査を中止にするという

本末転倒のテイタラクぶりなのである。


と、まぁ、ガッコの悪口を書いてはいるが

これはもちろん現場の先生方だけが悪いのではなく

こんな旧態依然としたおバカな行事を続けさせる

教育委員会をはじめとしたお上達の責任が

最も重いというのは改めて書くまでもないであろう。


ま、教育の世界における教育委員会っていう存在は

一般社会における政治家達とおんなじで

実際の現場の現状とか一庶民の苦しみなんていうのは

分かるはずもないし、そもそも分かる気だってないのである。


で、話はコロッと変わるけど

最近は暫定税率の問題やタレント知事の登場で

にわかに地方の首長達が注目を浴びるようになってきた。


ま、そもそも首長っていうのは、その住民が住んでいる

限られた地域のために働く人なんで、国会議員のように

国民不在のデタラメな仕事はできない・・・・・はずであり

住民達もそう思う傾向が強い。


でも結局は、選挙のときにどれほど良いことを言ってたやつらだって

やっぱ当選してしまえば、クサレ政治家になってしまうか

まわりのクサレ議員に潰されてしまうっていうのが常のようである。


かくいう私の市でも、一昨年市長が変わった。


とはいっても、選挙で前の市長が負けたわけではなく

前市長の引退にともなって、新しい市長に変わっただけである。


で、前市長っていうやつが、それは土木工事と祭りが大好きなヤツで

市庁舎近くの川に数十メートルおきに何本も立派な橋をかけまくったり、

わけのわからないところに高架道路をつくりまくったり・・・・・


挙句はこんな田舎の市で博覧会を開き200億を超える赤字を出したりと

市の税金を好き勝手に使いまくって引退しやがったのである。


だから今の市長は選挙のとき

「私はムダな土木工事を減らします!」って

公約を掲げて票を集め当選したのである。


それから約1年・・・・・


私の市が良くなったかと言うと・・・・・何も良くはなっていない・・・・


っていうか、新市長になって変わったとこが全く見えないのである。

相変わらず年度末は、どうでもいい道路を掘り返して

無駄な工事が市内のあちこちで行なわれている。


公約で「ハートフルな町づくり」を掲げてはいたけど

生活保護率は全国でもトップクラスを誇り、中小企業は次々と倒産し

市のあちこちにゴーストタウンのような商店街が広がっている。

ま、もちろん私とて、この新市長に期待していたわけではないので

別に落胆もしなかったのであるが・・・・・


実はこの新市長、選挙のときにもう一つ

困った公約を掲げていたのである。


つづく


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