ハ、ハ、ハ・・・・・


先日、毎日更新終了のご挨拶をしたばかりなのであるが・・・・

もう次のブログを書きたくなっちゃってしまった・・・・


毎日書いてるときには、チョッと義務に似た強迫観念もあって

今日は何を書こうかなんてズーット考えてたんだけど・・・・


書かなくても良いってなると、

不思議に書きたいことが湧いてくるのである。


今私の塾は春期講習会の真っ只中なのであるが

昨日、他の塾の先生が私の塾の見学に来られたのである。


私の塾ではコンピュータのデータベースに入った問題を使い

個々の生徒が間違えた箇所を記録し、繰り返しピンポイントで

弱点を反復学習するっていうシステムで授業を進めている。


で、そのシステムを作っているの会社の紹介で、

時折あちこちの塾から先生方が授業の見学に来られるのである。


で、その際はもちろん授業を見ていただかなくては意味がないんで

自ずと授業があっている時間に来ていただくのであるが

こちたら授業に全精力をかけているんで接客をしている暇がない。


だから、今日来ていただいた塾長さんも、

とりえず教室の後ろに座っていただいて、

失礼とは思いつつ、2時間ほどほったらかしで

ただ授業を見ていただいたのである。


その方は一見するともう50歳は超えていようかと思える

いかにも塾長という風貌のおじさんである。


「きっとベテランの先生なんだろうなぁ」って思いながらも

授業終了後もテストの採点入力や保護者の訪問などで

なかなかその塾長とお話をする時間が取れない・・・・・


やっと全ての仕事が一段落し、

その方を事務室にお迎えしてお話を始められたのは、

授業終了後1時間もたった後であった。


その塾長様は、県都市部の激戦区で

フランチャイズの個人指導型の塾を営まれているとのこと・・・・


で、私が一番びっくりしたのは・・・・


ナントその方、塾を始めて1年目だと言うのである。


お年は確かに私よりはるかに上の方であったのだが

一昨年、それまで勤めておられた会社をお辞めになり、

脱サラで塾を開業したということであった。


脱サラァ?


脱サラってきくと、私も黙っちゃおれない!

だって私だって、かつて公立の中学の教師を辞め

脱サラで今の塾を始めたのである。


そのときの周囲の反対やプレッシャーを思い出すと

この年配の脱サラ塾長のことが

他人事とは思えなくなってきてしまうのである。


で、年配の塾長様があまりに真剣にご質問されるので

私のほうがはるかに年下とはいえ、一応塾先輩の立場として

そりゃもう我を忘れて分かることは全てお話してさしあげた・・・。


ホントは私としてもフランチャイズの個別指導塾の経営方針や

月謝、ロイヤリティーなんかもいろいろうかがういたいって

思っていたのであるが・・・・・


結局、その辺のことは全く聞くことができず時間が過ぎ

その塾長先生はお帰りになっていった。


私よりはるかに年上の方が、何があったのかは存じ上げないが

それまでのサラリーマン生活に別れを告げ、

フランチャイズとはいうものの独立して事業を始めるなんて・・・・・・・


もちろん感心したのではあるが、人事ながらチョッと心配な面もある。


でも、やっぱ人間の一生って一回しかないのだから

いくつであろうと「俺の人生こうじゃない!」って思ったなら

年齢なんて関係なくその道を選ぶって言うのが

本当の人間の生き方ではないかって思うのである。


その先生が深々と頭を下げられてお帰りになった後

なぜか体の底から、ムクムクとパワーが

沸いてくるのを感じたのは実に不思議な感覚であった。


結局、今日はこちらが聞きたいことは何も聞けず

こちらからのアドバイスばかりになってしまったけど・・・・


年や経歴なんて関係ない!

がんばってる人間がスゴイんだ!


ってことを思い出させていただいた日であった・・・・


で、こんな体験ていうのはめったにないけど

逆に、続くときは続くものなのである・・・・・


数日後に、つづく




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