実は私は、いつも前日の夜までに

次の日のブログを書き上げておくのが常なのであるが

いや~今日はチョッとマイッタ・・・・


実は今日、私が話題にしようとしていたのは

PTAについて・・・って言うかPTAの悪口だからである。


っていうのも、最近私のブログに

よくコメントをしていただいている方にpta様っていう方がおられて

私のつたないブログに、賛同していただいたり

補足していただいていたのである。


ま、PTA活動に関係のある方だろうなぁとは思っていたけど・・・・


今日のコメントでこの方が、ナントPTA会長を

されている方だと分かってしまったのである。


だから、最初から言い分けタラタラで始めるけど

私がここで語るPTAの実態は、あくまで私が関係してきた

田舎の地方のセマ~イ地域のことであり

たまたま私とPTAの関係が不幸なものばかりであった

可能性もあるってことを前置きして・・・・・

今日のブログを始めさせていただきたい。


で、突然であるが・・・・私は塾長である。

でも、別に威張っているのではない。


ま、単に経営者であるから社長でもいいのだが

なんかこの程度の規模の塾で「社長」はおこがましいしし

やっぱ「塾長」あたりが適当なのかもれない。


塾では、先生だけではなく、生徒たちも私のことを「塾長」と呼ぶが

塾を始めた当初は、なんかその呼ばれ方がとてもプレッシャーで

「ジュクチョー!」って呼ばれるたびに、胸のそこがズンって

痛くなったのを今でもハッキリ覚えている。


それは、経営者としての従業員である先生たちへの責任や

私の塾に子どもを預けてくださった親御さんへの責任、

そしてなにより、学校外の勉強の時間を私の塾に託した

子どもたちへの責任の重さが、すべて「塾長」ってことばに

凝縮されているような気がしたからなのである。


そういや世の中には「~長」ってつく役職はたくさんある。


市長、町長、社長に校長、園長、所長・・・・・・


どれをとってもその部署の最大の責任者であり

もしなんらかの不祥事があれば

その長に全ての責任がかかってくる役職なのである。


しかし・・・・・


「~長」と名がつきながら

たいした仕事も責任もない役職もある。


その一つが「PTA会長」である。


語弊が合ってはいけないのでもう一回付け加えておくが

私は決して全国のPTA会長のお仕事を

完璧に熟知しているわけではない。


中には、本当に全精力を尽くしてPTAのお仕事に

邁進されている方もいるのかもしれない。


だから、私がここで

「たいした仕事も責任もない・・・・」っていうのは

私が教職員時代にお会いしたごく一部のPTA会長に

限ったことであることを付け加えてきたい。


で、私が出会ってきたPTA会長っていうのは

ハッキリって、学校運営において害にこそなれ

決して益になる存在ではなかった。


新規採用で初めて赴任した中学校のPTA会長は

市議会議員であった。


別にPTA会長が市議会議員でもいいのであるが、

コイツは普段は多忙を理由に、学校行事なんかには

一切顔を出さないのであるが、保護者がたくさん集まる

卒業式などの行事には必ずやってきて、

自分の仕事を大げさにアピールしていた。


で、選挙前なんかになると、来なくてもいいクラスマッチ

なんかにも張り切って顔を出しまくるクズ野郎であった。


ま、こんなのはまだいい。

次に赴任した中学校のPTA会長は土建屋の社長で

ハッキリ言って・・・・ヤーさんそのものであった。


飲み会での酒癖の悪さはチョー最低で、若い教師を

ひっ捕まえては、クダラン自慢話と説教をしまくるのである。

しかもシモネタ大好きで、私が辞める年のPTA主催の歓送迎会では

負けたやつが女性もののパンツを頭にかぶるってゲームを

気が狂ったようにはりきってやっていた。


ま、何回も言うけど、これは私のPTA会長との出会いが

特別に不幸だったのかもしれない。


でも、教師を辞めて塾を始めた後にまで・・・・・


つい最近のこと、塾に苦情の電話がかかってきて

「お前の塾の生徒が、道路にはみ出して座っている。

交通の邪魔だ!俺は○○小学校のPTA会長だ。

俺が一言学校に連絡したら大変なことになるぞ!」

って抜かしやがったんで

「それはスミマセンでした。

その学校には知り合いの先生も多数おりますんで

どんなふうに大変なことになるのかうかがってみます。

では、あなたのお名前を教えていただけますか?」

って言ったらあわてて電話を切りやがった。


申し訳ないが、「やっぱりPTA会長はツマラン・・・・」

って、再認識させられた出来事だったのである。


なんか近年、首都圏では親がPTA組織に参加しなくなる傾向が

年々激しくなっているって、ニュースでも報道されていたけど・・・・・

私のとこのような地方都市では、まだまだPTAって組織は

どの小中学校にもしっかり存在している。


だから、地域のPTAの皆さんには、

それこそ先日福岡の卒業式に現れた発狂ザルのような

中学生やその親に対して、PTAあげてナントカするように

取り組んでもらいたかったのであるが・・・・


ただ・・・・あくまで私の不幸な経験上においては

PTAって組織は、学校や教師に文句は言うけど

狂った子どもやその親に対して

指導したり行動を起こすことは絶対になかった。


だったら、もうPTAなんて組織は解散しちゃえば

威張ることと酒飲むことが目的のPTA会長もいなくなるし

役員決めなんかでお母さん方がいがみ合うことも

なくなるんじゃないかって思ってたのである。


ま、私の狭~い経験と偏見から言わせていただくならば

私の知るPTAって組織は、どうしても

群れたがる人間と「会長」って呼ばれたい人間のため

存在しているだけのようにしか思えなかったのである


私が関わってきたPTA組織っていうのは、

決して学校運営に協力する組織ではなく

ただ単に、学校の先生が常に顔色をうかがっていなくちゃいけない

形だけの組織に成り下がってしまっていたと思うのである。



このブログを読まれている方の中には、PTA会長に限らず

今現在PTA活動に参加されている方もおられるかもしれない。


それもふまえたうえで、失礼を承知で

今日の無礼なブログを書かせていただいたのである。


で、ボロクソに書いておいて矛盾するようであるが・・・・


逆に今、このぶっ壊れた公教育を立て直すことができるのは

もうPTAのような外部の組織しかないとも思う・・・・

っていうのは、偽らざる私の気持ちでもあるのである。


だから、ほんとに親たちが今のPTA活動を

子どものため、学校のために役立てたいと思うのであれば・・・・・


今こそ、PTAはそのあり方を考え直し

学校やお役人達ができないことをする組織になって欲しい・・・・

っていうか、ならなくてはいけないと思うのである。


そして、子どもたちの学力崩壊の諸悪の根源になっている

指導要領やゆとり教育を始めた犯罪者どもを糾弾し

さらには、育児放棄で発狂ザルを生産し続ける親ザルどもに

同じ親の立場として指導できるくらいの組織になってほしいと

心から願っているのである。



まともなPTA活動をされている皆様、

今日はホントにゴメンナサイ・・・・・



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