最近はコメントのご紹介から話題に入ることも多いのであるが


今日もまた、先日のムダな高校はなくしてしまえ!っていうブログに

コメントをいただいたので、まずはそのご紹介から・・・・


まったくもって、おっしゃるとおり!

そんな「勉強なんか超キライ」の子たちを相手させられている

現場の我々教師も悲劇ですが、選択の自由のないこの子たちも

悲劇ですよね。

ウチの校長先生は「生徒様はお客様だから愛と忍耐をもって

サービス業に徹しろ」マジで言っています。

(ならば、あなたが相手してくれと言いたい)


で、生徒が退学すると担任教師の瑕疵になる。

私たちからすればもともと来たくもない学校なんだから

辞めても当然、と思うのですが、経営側としてはとにかく

在籍させることが目的らしい。


本当に、いろいろな面で資源とエネルギーの無駄だと思います。
どうにかすべきだと思うのですが・・・。


って・・・・・コメントを紹介させていただいておいて

逆の経営者側っていう立場でお話しさせていただくのは

チョット申し訳ないのであるが・・・・・


私が昨日、「ムダな高校はなくしてしまえ~!」って書いたのは

あくまで多額の税金で運営されている公立高校のことである。


だって私立の高校っていうのは、そもそもが営利企業なのであり

その企業が生き残っていくために、生徒を確保して授業料を得るため

手段を選ばないっていうのは、ま、ある程度いたしかたない

気がするからなのである。


で、塾って言うのも、チョッとそれに似てて・・・・


っていうか、補助金なんぞいただいていない分、

私立高校よりもずっと営利企業なんで、

今の少子化のご時勢、生徒側の多少の無理くらいは

聞いてあげられる余裕がなくっちゃ経営はできないのである。


塾っていっても、お金をいただいてサービスを提供しているからには

一般のお店と何ら変わるところはないわけで

公立の学校のように、テキトーに生徒を1時間座らせて時間を潰せば

1ヶ月ごとに自動的にお給料が天から降ってくるシステムではない。


しかも、トーゼン生徒は毎年入れ替わるので

来年のことはどうなるか分からない・・・・っていうか

いくら今まですばらしい授業を展開していたとしても

1年でも失敗しちゃったら、もうオシマイっていう

野球選手の年俸のような、命がけのお仕事なのである。


さらに、総低学力時代を迎え、塾に来る子だからといって

全ての子が学習意欲満々で塾に入ってくるわけではないのである。



で、春期講習が始まり、本年度もいろんな生徒が入塾してきたが

やっぱ、トーゼンのことながらどの子も品行方正成績優秀って

ワケではなかった。


スゲーのになると、いままで他の塾に通ってたんだけど

授業中の私語が激しくて、毎日のように通ってた塾から

苦情の電話がかかってきてたなんてヤツなんかもいる。


母親もホトホト困っていたらしく、面接のときに

この事実を正直にお話されて、私の塾でも同じことが

起こるんじゃないかってしきりに心配されていたが

授業中の私語なんて、私の塾では不可能なんで

自信を持って受け入れたのである。


で、子どもにどんな問題があろうとも、こっちがやれるって

感じた生徒は入れて更生してあげるのが塾の仕事だし

他の塾でさじを投げられたような子を立ち直らせるってのも

現代の塾ってお仕事のやりがいの一つでもあると思うのだ。


ただ・・・・


そうはいっても、対応できる障害とできない障害がある。


実は・・・・・・


あんまり書きたくないんだけど・・・・


さすがの私の塾でも、対応不可能って事態で

春季講習会を前に2名の生徒が塾を去ったのである。


スミマセン、まだ春期講習会で大忙しなんで

続きはまた明日・・・・



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