狂ったサルのように凶暴化した中学生に

一教師の力が及ぼうはずもないから

いっそ地域の中学校に全ての派出所を移動して

公教育にも警察の力を借りるべきだ!ってお話で

昨日まで3回にわたりブログを書かせて頂いたのだが・・・・・


再びpta様からコメントをいただき、

どうしても書き加えておきたいことができたんで

ホントにホントに今日を最終回として、

もう一度このテーマでブログを書かせて頂きたい。


で、そのpta様からの追加のコメントの紹介からである。


ptaと申します。私のコメントに興味を持っていただきありがとうございます。

一部まちがいがあったので訂正させてください。


逮捕され留置場から家庭裁判所に移送される期間を一週間と書きましたが

調査したところ2日くらいだったそうです。

お聞きしたかたが気が動転していて感覚的に一週間くらいあったと

思っていました。日記で確認したら2日だったようです。


鑑別での面会についてお話させてください。

予約はできず朝から順番待ちし15分くらいの時間が与えられます。朝

9時にいくとだいたい10時くらいから開始です。窓のない会議室のような

部屋に通され大きな机をはさんで向き合って会話します。

入り口は2個あり

別々のドアから入ります。入るとすでに刑務官(先生と呼びます)と

いっしょに座っています。

手錠やでかい鉄球をつけてるわけではなくふつうの体操服姿です。

縦じまの服でもなく プラスチックに穴の開いた仕切り越しに話を

するわけでもありません。


たべものの差し入れはできません。そこに自販機が設置されており

その自販機で購入したものしか飲めません。もちろんわたすまえに

刑務館がチェックします。毒がもられないよう工夫されています。


話の内容も共犯の子の話と思われるようなことは厳禁です。

話だすと厳しく注意されます。本をわたすことは可能ですが

全ページチェックし書き込みがない

かどうか確認します。


このように初めて鑑別所にいれられるとかなりダメージを

あたえられるよういろいろなところで工夫されています。

常に監視しているぞというプレッシャーですね。


特に母親のダメージは計り知れません。弁護士はある程度自由に

接見できます。国選弁護士が無料でつきますので(所得によって有料)

たいていの場合弁護士がお話をすすめていきます。


この弁護士によって話がひんまげられていくのは

周知のとおりだと思います。


せっかくダメージをあたえる工夫があるのに

あやまかせてしまうわけです。


すべてのケースではないと思いますが最初の鑑別所で

しっかりとダメージをあたえておけば、かなりの数のバカ猿が

ある程度矯正されるのではないかと思います。


結局あまいんですよね。学校も鑑別所も少年院も。


運用をかえるだけで今の仕組みが

うまく機能するんでないかと考えています。

う~ん、まったくおっしゃるとおりである。


そう、で、pta様のコメントを読んで私も気付いたんだけど

結局今の日本の法体制では、たとえ警察が学校に介入したとしても

現代の発狂ザルのような子どもたちの問題を

根本的に解決することはできないのである。


それは、pta様も言われているとおり、

少年が犯罪を犯して警察に捕まってしまったとしても、

今の日本では少年に対する最終的な審判がアマアマなため

たいした懲罰にはなっていないということに原因があるのである。


悪事の限りを尽くした生徒をやっとの思いで警察に連れてってもらっても

結局は「本人の更生を第一に考える!」っていうお優しい少年法の下

結局はたいした懲罰も受けずにのうのうと社会に帰ってくるっていうのが

現代の少年犯罪に対する処分の典型的なパターンなのである。



かつて私が関った発狂ザルの一人にこんなヤツがいた。


そいつは、ある日学校をさぼって遊んでるときに、

学校の近所の農家で、火が上がっているのを発見した。

(ってことになっている・・・・)

もちろん消防署に通報し、第一発見者となったのである。


で、数日後、またまた近所のスーパーの駐車場で、

軽トラから炎が上がっているのを発見(ってことになっている・・・・)。


さらに、偶然とは恐ろしいもので、その数日後に

学校裏の空き地で草が燃えているのを発見・・・・・・・


すべてこの発狂ザルが第一発見者なのであるが、

いくらなんでも、さすがにこりゃおかしいって

フツーの人間なら思うのである。


でも、コイツはそんなこと微塵も思わない。

教師達の前でも「俺が見つけてヤッタ!」って

得意満面だったのである。


さすがにある日、刑事さんが学校にやってきた。


校長に言われて、私が授業中にそいつを教室まで呼びに

行ったのであるが、私が「警察がきてるぞ」って言ったのに対して

「お~ついに俺の表彰があるのかぁ」

ってぬかしやがったのである。

で、校長室にその生徒を入れ、教師も一切シャットアウトで

刑事さんとソイツだけの事情聴取が行われた。


1時間あまりの事情聴取であったが、

結局、刑事さんでも真相を解明することはできなかった。


これほど明らかな見え見えの状況証拠があっても

被疑者が未成年の場合、大人のような厳しい聴取は

できないのだそうである。


結局、この発狂ザルは、この件に関してはおとがめなしで

後に別件のバイクの大量窃盗で

やっと警察に引っぱっていかれたのである。


もし、大人がこんな状況証拠を残してたら

1時間程度の聴取で絶対に帰してなんてもらえないでしょ?


大人なら、やって無くてもしっかり犯罪者にされちゃう国なのに

子どもにはどうしてこんなに甘いんだろ・・・・・


日本において鑑別所や少年院に入れられた子ども達の

再犯率が極端に高いっていうのには

青少年の犯罪に対する調査や罰則の甘さが原因って

考えざるを得ないのではないだろうか?



話はコロッと変わるけど・・・・・


明日、私の住む県ではいよいよ公立高校の合格発表がある。


生まれて初めての受験を戦い抜いた子ども達にとって

今日という日は今まで生きてきた人生の中で

最も緊張する日の一つになることは間違いなかろう。

(私ですら、毎年合格発表の前日は寝付きが悪い・・・・)


その一方で、早い時期に適当に進路を決め

もしくはナニも決めず、一日中遊び回って

喫煙、窃盗、無免許運転等々・・・・法を犯しながら

自由を謳歌してきた子ども達もたくさんいる。


もちろん進路っていうのは個人個人の自由であろうが

法を犯し好き勝手に青春を謳歌した人間と

希望する進路に向かってこの時間を精一杯努力した人間とが

今後、全く同じ人生を歩めるとは思えないし

歩めてはいけないと思うのだ!


たとえ何歳であっても、どんな犯罪であっても

その罪に対しては自分の一生をかけて償っていくというのが

人間としての当然の務めであると思うのである。


だから法律が本当にその人間の更生を望むのであれば

本人がきっちりとその犯罪を後悔できるような

相応の厳しい懲罰を与えるべきなのである!


もちろん人権は大切ですよ。


だから、私は何でもかんでも厳罰に処すればイイって

言っているのではない。

でも、ほとんどの犯罪の反対側には必ず被害者もいるのである。


もちろん弁護士制度の意義は承知しているつもりだけど

あえて本音で言わせてもらうならば、

世の中には弁護する価値のない

犯罪者も存在する!

ってことなのである。


14歳にして子どもの首をキリトリ両目をえぐって校門にさらし

さらに別の場所で少女を金槌で撲殺するような人間が

犯行当時に未成年だったからといって、早々に社会に出て

今現在フツーに生活できてるようなわが国の法律は

絶対におかしいって誰か思わないのであろうか?


奥さんと子どもを惨殺され、さらにそれをドラえもんのせいにされ

なおかつ犯人側の弁護団からも攻撃をされている被害者の旦那さんを

この国の法律は救ってあげられないのだろうか?



どんなに理屈を並べてみても、

どんなに人権って叫んでもても

犯罪者が心から反省できないような法律は

くだらない校則以下なのである。


今のように教育が崩壊しきった世の中においては

発狂ザルどもに、自分のやってきた行為を心底後悔し

反省できるような罰則を与えてやることこそが

本当の教育なんじゃないのだろうかと私は思うのである。



発狂ザルを反省も更生もさせられない少年法は

今すぐに見直すべきだと思われましたら

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↓よろしくお願いいたします。m(_ _ )m

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