学校で悪事の限りを尽くした子どもを、

エセ博愛主義者の教師達の反対を押し切り

やっと警察に連れて行ってもらい

学校に平和な日々が戻った・・・・


ってお話の続きである。


で、家庭裁判所を通して、結局そいつは地元の鑑別所に

1ヶ月間お勤めすることになった。


我々は正直「え~っ!たった1ヶ月?」って思ったのであるが

ま、子どもの犯罪にチョー優しい現行法では

人でも殺さない限り、この程度が相場らしい・・・・・

(殺したってたいした罪にはならないが・・・・・・)


で、そいつが、出所してくるって日・・・・・


朝から教師ばかりか生徒たちも緊張しまくってそいつの登校を待った。

だって、下手すればお礼参りである。

今までの流れから考えれば、学校に来るなり刃物でも振り回して

教師が2,、3人刺されても不思議ではない。


昼過ぎにそいつは母親に付き添われてやってきた。

意外なほどにしおらしい態度で、ま、当たり前であるが、いつもやってたように

教師にメンチをきったり大声で教師を恫喝することもない。

しかも、職員室に来るなり「今まで大変ご迷惑をおかけしました。」って

深々と頭を下げたのである。


もちろん心から改心なんてしてないってことは分かるのであるが

とにかく、狂ったサルのようだった子が頭を下げたのである。

このときばかりは警察権力の偉大さをしみじみと感じた。


処分は保護観察処分である。

ってことは、観察期間に何かやらかせば、即、塀の中に逆戻りである。


だから、あのときその場で私が

「へぇ~謝れるんだぁ。お前もやればできるジャ~ン!」

っておちょくってやれば、絶対暴れだすのは間違いなかったのである。


でも、私だってそこまで性悪ではない。

「よくがんばったな。明日からもがんばろうな!」って

心にもない言葉をかけて迎え入れてあげたのである。


ま、収容期間は短かったとしても、中3の子どもにとって

さすがに鑑別所の生活はこたえたらしく

しかも裁判所がたっぷりの保護観察期間を付けてくれたんで

その後、卒業までそいつが学校で暴れることはなかったのである。


学校だけでコイツをナントカしようって悪戦苦闘しているときは

コイツがここまで変わるなんて想像もできなかった・・・・っていうか


中学生とはいえ、そもそも何の権力もない一教師が

狂った人間を矯正できるはずはないのである。


それでも、もし学校に一人しか子どもがいないのなら

全てを犠牲にしてその子にあたるのもよかろう・・・・・


でも、学校にはまともなフツーの子もたくさん生活しているのである・・・・

っていうか、大半はまともな子どもたちなのである。


狂ったガキが学校で暴れまわって、授業を妨害して

その対応に教師が手を取られている間、

他のまともな子たちの義務教育を受ける権利っていうのは

どうなってしまうのだろうか?


極端な話、そんな発狂ザルどものせいで、

人生が変わってしまった生徒がいないと言い切れるのか?



矛盾するように思われるかもしれないが、私だって、

教師が生徒を警察に売るべきではない!って思う。


でも、我々が何年もかかってどうにも矯正できなかった子どもが

たった1ヶ月で豹変したのである。(オマケに親までも・・・・)


だから、このまま教師に何の権力も持たせないのであれば

後は学校に警察を置くしかなかろう。


それほど難しいことではない。

今、日本の地域ごとにある派出所を、

各中学校の中に設置すればすむことではないのか?


そんなことをすると、アメリカのスクールポリスみたくなって

日本の学校が学校らしくなくなってしまう・・・・・

って意見もございましょう。


でも・・・・・・

私は生徒を片っ端から逮捕しろって言ってるのではない。


どんなに狂ったサルのような子どもでも、

やっぱり人間としての限度は分かっているのである。


なのに学校の先生に対してあれほど凶悪になれるのは

「この場所ではナンでもOK!」って分かっているから・・・・

つまり「めいっぱい甘えられるから」なのである。


「だったら、警察なんかに子どもを渡さず

学校にいる間は思う存分甘やかせてやれよ!」

って思うキリスト様のような方もおられるでしょう。


でもね・・・・・


そうやって、ナンの規制も受けずに育てられ

完璧な発狂ザルとして完成しちゃった子が

やがて社会に出て行くようになったら・・・・・


即、その子の居場所なんてなくなっちゃうのである。

社会では学校のように甘やかせてくれる先生はいないのである。


だったら、まだ矯正がきく義務教育のうちに

警察でもナンでも使って矯正してあげるっていうのが

本当の教育なんじゃないのかなぁ・・・・・


ま、いずれにせよ、今の崩壊しきった教育制度の中では

こんな発狂親子ザルは今後も増加していくに違いない。


一般の方々は「学校の先生も大変ネ。」って

高見の見物をしているけど・・・・


もう間もなく・・・・・・


コイツらは一般社会に

ドッと出てくるのである。

学校の先生だけが被っていた被害を

今度は一般の方々が被らなくっちゃいけなくなるのだ・・・・


っていうか、近年の狂乱成人式なんか見てても

もうあちこちで大人になった発狂ザルが暴れているではないか?


いや~こんなんじゃ世も末だよなぁ~って話を

先生方と事務室でしてたら、副塾長の先生がポツリ・・・・


「実はあの中学校、僕の母校なんですよねぇ~」って・・・・



発狂ザル達が、社会に出てからも

世の中に甘えっぱなしにならないように

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