ブログランキングで最近ちょくちょく20位に入る。

全国の見ず知らずの皆様のワンクリックに

本当に感謝するばかりである。


もちろん私はランキングにはいることが目的で
ブログを始めたわけではない。

何度も書いてきたように、

私は日本の公教育の崩壊に本当に危機感を持ち

自分が常日頃考えていることを少しでも多くの方に

伝えたいと考えてブログをはじめたのである。


しかし、ブログをはじめたことを知人に知らせたところ
「ランキングに登録するのは当たり!ランクアップしなきゃ
誰にも読んでもらえないゾ!」って言われたから参加してみたのだ。


日々、自分のブログがランクアップしていくのを見て
それだけ読んでくれている方がいるのかって思うと
非常にうれしいし、張り合いも出てきた。


始めは毎日書くつもりなんてなかったのだが

どんなに授業で疲れ果てても、こうしてコンピュータに向かうと

よっしゃ~!ブログ書くか!

って気持ちが普通に湧くようになってきた。


ブログを始めて4ヶ月あまり・・・・

もしランキングが上がらなかったら、

正直なとこ、途中でやめてたかもしれない・・・・・。


私は毎日、塾生の成績を何とか上げてやろうと思いながら
日々手を抜くことなく、ホント全力で授業をしている。

でも決して「子供たちの未来のために!」なんていう
ボランティア精神でがんばっているのではない。


その裏側にあるのは
成績が上がったときに親から感謝される言葉を聞いたり、
子どもが喜んでいる姿を見たいっていう気持ち、

さらには大手渦巻く塾業界の中で、
「個人塾でもこれだけやれるんだ!」ってとこを世間に見せたいから
がんばってこられるのだ。


だって、それは人間なら当たり前のことだと思う。

自分のやってきたことがほめられたり、感謝されたり
さらには、やっていることがまわりから評価されることで
ヤル気が湧いてくるってことは当たり前のことなのである。


逆に「私は決して評価されるためにがんばってるのではないっ!」
って顔している人間ほど、「人からどう見られているか」とか
「自分がどんな評価を受けているのか」を気にしているものだ。


やはり、人間が何かを成し遂げようとするときに
賛美や評価なしには進歩はありえないのであるし
それは別に悪いことであるとは思わない。


子供の学習意欲を伸ばすときにも
「ほめることが大切」だって言われている。

小さな子を持つお母さんや、新米教師などは、
この言葉をそのまんま信じて、
そりゃもう鳥肌が立つくらいほめまくってる。


ある程度ベテランと言われる教師の中でさえ、
この「ほめまくりの指導」を最善の指導と信じ、
生徒の太鼓持ちのようになっちゃってる教師もいる。


しかし、言葉も満足に話せないような幼児ならまだしも
ある程度考えもしっかりしてきた小学生や中学生に対して
「うわべだけのほめる指導」は通用しない事に彼らは気付いていない。

子供だって、自分が本当にほめられているのか、
口先だけなのかくらいは直感で分かるのだ。


大人だって、たいして成果が上がっていない仕事に対して
手放しで賞賛されたりすると、
逆にバカにされてるような気がして不安になるんじゃない?


ほめられる・・・・つまりプラスの評価が本当にうれしいのは
それまでにマイナスの評価があって、
それに対して明らかにプラスの成果があがっているときだけなのである。

だから、「[ほめるに至るまでの過程」がとっても大切なのである。


手抜き教師は、子どものマイナスの部分には見て見ぬふりをし、
チョットでもイイトコ見つけると、ホストのようにほめまくる。

だから「マイナスの部分もきちんと評価する」っていうことは、
ほめることよりはるかに難しい教師の技量が問われることなのだ。

ほめる時以上に、その子を真剣に観察していなくてはならないし
だめなときには真剣に批判しなくてはいけないからである。


私は塾ではめったに生徒をほめない。

逆に批判はする・・・・っていうか

努力しない生徒、卑怯な生徒に対しては
本当に、真剣に、心のそこから罵倒し叱りあげるのだ。


この指導についてこられない生徒もいる・・・・。
ガツンと叱られたとたん塾を辞める子だっている。

でもそれは仕方のないことなのである。

それはまだ私の塾で勉強する資格を
身につけていないということなのだから・・・・


しかし、子どもが本当に努力し成果を挙げたときは
全身全霊をかけて賛美、賞賛してみせる。

ふだんほめられたことがないような生徒は
そりゃもう最高にうれしそうな表情になる。


平等教育という悪弊が蔓延して、
子供をしかることが悪いことのように思われている。

しかし、ほめる教育が成果をあげることができるのは
大人が「子供を真剣に叱る」という土台があってこそなのである。


子供をほめるときには全力でほめなさい。

しかし、その前に必ず全力で叱ることも忘れてはならないのだ。

なのに、子どものマイナスの部分には目を背け、
楽なプラス部分だけを見てほめようとする大人の何と多いことか・・・・


そんな大人たちは、そういう指導が

ただの「おべんちゃら」にすぎないって言う事に

気付いていないのだろう・・・・・



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