何となく

このブログの原点回帰的に

ちょっと鎖肛のことを

また調べてみた。

 

前にそこそこ念入りに調べて

症状や治療とかについて

別に目新しいことはなかったけど

患者さんの声にまつわることで

ちょっと驚いたことがあった。

 

平成にさかのぼるけど

中学生の弁論で

ご自身の鎖肛について語って

知事賞を受賞されてたという

ページを見つけた。

原稿を拝読すると

当事者の一人として

胸に迫るものがあった。

 

自分はこの年になってなお

周囲の人に直接

カミングアウトできないなぁ。

正直なところ幸いにして

カミングアウトの必要性も

感じていないというのもあるが。

 

自分の現状は

子どもができなかったのは

分かった当初はショックだったけど

お通じはまあまあ、

便失禁はなくはないので

パッドは毎日つけているけど

でもそのおかげでファッションも楽しめて

今は思春期の頃感じていたような

暗いトンネルの中にいる気はしないよ。

 

まあ、こんな話は以前書いたな。

 

患者さんご自身も

ご家族の方も

絶望しないでいてくれたらいいな。

症状は人さまざまだから

安易なことは言えないけどね。

 

みんな、抱えるものを抱えながらも

それぞれの人生を楽しめますように。