何くれとなく日々綴っていると

考えが整理されたり深まったりするが、

時に逆にこんがらがってくる時もある。


以前ブログで

「初めから持たないものを

自分はいつ喪失したのか」と自問した。

「初めから持っていないものを失う」とは

どういうことだ?

そして一体、何を失ったのだ?

もしかして自分は、

「鎖肛」という現象で「最も大切なもの」を

失った訳ではないのではないか?


ある本でコロナのことを

「サルベージ作業の爆薬」と呼んでいた。

サルベージとは沈没船の引き上げのことで

船が海底にガッチリつかまっていると

爆薬を使って海底から剥がすのだそうだ。

つまり、コロナという爆薬で、

沈潜していた沈没船ならぬ社会の諸問題が

水面に上がってきたということらしい。


「鎖肛」は、爆薬に過ぎなかったのか?


僕を見て。

僕を見て。

僕を見て。


「内なる子ども」がザワザワする。