いきなり結論ですが、
体力とメンタル力だと私は確信してます。
これは実は、先日、真剣に悩んでるお母さんに相談されたことがあったので、そこから感じたことです。
いつも私は同じことを書いてますが、これは特に地方での子育てには大事なことだと真剣に思っていて、
地方育ちの力のあるお子さんが、将来その力を社会に発揮できる機会を喪失していたり、自分の実力を過小評価しているように見える人に出会うたび、勿体無いな、と思え、その度に考えてしまうことです。
親御さんも子供の将来を思うあまり、また、一般的な子育てマニュアル的な指南書やネットの情報に左右されて、
教育の方向性に悩んでるんだろうなと感じることがよくあります。
というわけでまた今回も書きます。
小さい時から成績成績、勉強勉強となり過ぎることは、そのやり方がその子に合えば伸びるけど、
そうならない場合は多い、どころか、弊害になることもあります。(誰でも知ってると思うけど)
親なら誰しも我が子には幸せになってほしいし、それゆえ、良い大学に行かせてあげたい、そのためにできることをできるだけ!と考えるのは極めて普通なのですが、
短絡的に、だから漢字を反復学習しなさい。計算ドリルをやりなさい、塾に行きなさい、と、焦りから知らぬ間に余裕なく詰め込むと碌なことはありません。
じゃぁ我が子にどんな力をつけさせてあげるのが良いか、は、流されず、親も自分の頭で考える必要があると思います。我が子のことよく知ってるのは親なので。
保育産業、受験産業などの業者や先生にお任せ〜丸投げ〜は、先生の方も迷惑だと思いますし、
勉強すればしただけ良い大学に行けるなら塾に行かせたもの勝ちですが、実際はそうではありません。
課金すればうまく行く、ということはないと思います。
子供の能力を効率良く高めていくには、その素地を作っていくことがまず大事なので、
吸収できる知識を入れるためのタンクを大きくするという意味で、
そのためのメンタル力と体力、という意味でかいてます。
実際そうだと思います。
ここで、中学受験あるなしでは小学校時代のやるべきことがぜんぜん違うと思うのですが、
まず
中学受験がないならば、小学生いっぱいくらいまでは、こっち(メンタル力と体力)に注力した方が後々の勝者に近づくんではないかと思ってます。もちろん、受験が人生の最終ではないので、その後の人生に渡ってという意味です。
もちろん、お勉強も学生だから大事ですよ。
授業にちっとも興味を持てないとか、習ったことが何にも頭に入ってないのは論外です。
ただ、授業に興味を持って向き合える、というのも、集中力という体力であり、
好奇心の強さというメンタルの元気さだというのは確かで、
なんとなくフワフワと。流れに乗せられて、親や先生に言われるからやってる、環境の中でただなんとなく勉強してるっていうことだと(もちろん環境は大事ですが)自分の中の目標がはっきりしづらく、そうなると不利な気がします。
自分のやるべきことを自分でオペレーションできる、自分でやるべきことを決めて操作できる、という意思の力や心の余裕を指して、メンタル力と呼んでます。これは例えば、一日のルーティンをある程度決めて自分の決めた通りに動けるとか、休む時は休むとか、そういう力です。そういう、自分の芯が太くなると周りを客観的に見れるようになり、自分の立ち位置が見えるようになり、人と自分を比べなくなり、心に余裕が生まれます。余裕って大人も子供も大事ですよね。
そして、ある程度の体力をつけておくことは、受験生になる前までにやるべきことと思います。
受験勉強って体力使います。長時間の集中力も欠かせません。これは元気でないとなかなかできないことです。
自分の例でナンですが、体力って、めっちゃ大事だなと思ったことが2つあります。
一つ目は、
私、ガンになって手術を受けてからの回復が人より長くかかったんですね、術後、体が痛過ぎで、3ヶ月くらい、いや、もっと長く、ずーーっと家でじっと座って過ごしてたんです。人生で一番休憩した時期でした。ところが、自分では全く気付かぬうちに体力がみるみる一気になくなっていて、気づいたら、落としたハシを拾うのもよっこいしょって感じになり、長時間立って台所に立つことも段々疲れてしまい、料理の品数が1品だけ、とかいうことが増え、外食行きがちになり、うっかりが増え、忘れ物が増え、掃除機をかけるなどがとても億劫になって「まぁいいや、汚れてても死なないわ」となり、家がごちゃごちゃと散らかりがちだった時期があったのです。当時はこのブログはまだ始めていませんでしたが、仕事のブログは全く更新できなくなり(集中力が持続しないため)何もしないままに時間が過ぎる毎日でした。何をするにも集中力が持続できず、一つの作業が仕上がらないままに1日が終わる、という毎日が続いて、当時は、私って面倒くさがりなんだろうな。きっと仕事がそもそも遅いんだろうな。と自己嫌悪になっていましたが、いや違うんです。今ならわかります。あの頃、私、体力が激減していたんです。ゆえに、掃除機がけとか、割と体力のいる作業は終わる頃には疲れてし舞うことが潜在意識では想像できて、だから取り掛かることができなかったのだと、最近すっかり体力がついてできることが増えてきて、それがよーーくわかるようになりました。
(追記 2つあります!と言いながら1つしか書いてませんでした)
2つ目は、コロナ禍の次男の様子です
外出禁止という前代未聞の事態が世界中を襲ったあのころ。次男は高2でした。元々家にいてゴロゴロするのが大好きなタイプだったので、外出禁止事態は苦にならないのですが、もうほんと、みるみる、痩せてったんです。元々痩せ型だったのですが、運動しており筋肉の形がムキムキしてたのに、それがもう、みるみるなくなって、ただのガリガリの痩せっぽちになっていきました。
他の高校などがどんどん対面授業や部活を開始する中、次男の高専はなんと、まるまる一年、オンライン授業のみで、学校にいくことをストップしました。こういうお役所定義なところが高専の悪いところだとほんと思いました。
子供ですから、大人のように買い物にスーパーに行く、ということもありません。庭の草を引くことすらないわけで、家にいてゴロゴロがそもそも大好きな次男は家の周りを散歩するくらいのこともなく
「あなた一体、何週間、靴履いてないんですか?」
という信じられない生活が続いた結果、体重は激減し、顔色はウラなりキュウリくんのように白くなり、とにかく、集中力が持続せず、授業時間座ってるのがやっとで、休憩時間に入った瞬間横になってました。ただのサボり症だと思っていましたが、あれは体力が激減して横にならずにいられなかったのでしょう。
集中して座って勉強するにも体力って意外と大事だと痛感します。
もし、お子さんが集中して座っていられないようなら、それってただの勉強嫌いではなくて、体力が足りないのかもしれません。そういうことはよくあると思います。
体力って、簡単につくものではないので、ゆっくりでも、子供の体力作りを親がサポートするのは、毎日座らせて宿題を隣で見ることよりも大事なことだと思っています。
ちなみに、体力のあるなしと、運動神経のあるなしは、あまり関係ないと思ってて
(運動が得意だから運動したい、というのはありそうですが)
運動したがる子というのは、運動神経が良いというよりも、元気が良い、威勢が良い、ように思います。
運動嫌いな子やインドア派の子だってたくさんいて、(私も次男も完全にこっちのタイプ)そういう子は親と土日一緒に散歩するとか、家族で山登りとか、公園行くとか、子供時代のそういう何気ない家族での行動はまさに体力作りに直結すると思います。
そういう意味で、何度もここに書いていますが、
大学受験までに大事なのは、体力とメンタル力、と毎回お答えしてます。特にメンタル力。
- 好きなことを一生懸命できる力
- 自分と家族が好きで大事だと思える環境
- 自分ができないことで人ができることを「すごいね!」と本気で思って言える素直さ
- 自分の良いところを知ってること
- 心に余裕があることで周りに優しくでき、子供の時代にコミュニケーション力が高められる
- 習慣化された一日一日(時間に無理がなくて余裕のある一日のルーティン)
- 栄養あるご飯を、その子に必要な量だけ食べれる環境
- 大人の話を興味を持って聞けること、(興味を持てるような話をしてあげること)
- 人と比べた優越感・劣等感を持たないこと(人は人。自分は自分)
- 小学校の成績や、定期テストの結果を気にしないメンタル(勉強しないのを開き直るのはダメだけどやれるだけやれたならOK。必死じゃなくてもOK)
今日のお弁当です。
いかに時短で、簡単で、おいしくて、健康的であること、をモットーに、料理は楽しんでます。
息子弁当を作らなくなってしまった今、これは夫弁当です
- 鶏ハム棒棒鶏
- 目玉焼き
- 揚げナス煮浸し
- インゲン胡麻和え
- トマトピクルス
- にんじんラペ
- ピーマン醤油焼き
- ゆでオクラ
- プチトマト
私のマストアイテム
お出汁は茅乃舎をずーーーっと使ってます。お高いものなので一回1パックはなかなかイタい、と思い
私は中身を瓶に入れ替えて顆粒みたいにして使ってます。おいしすぎるのでもう何年もこれ一択。
こちらはふるさと納税で頼むときの商品。
ちょい買い足したいときはこっち♪
玄米に飽きると白米にこのもち麦を足していただいてます。もちもちして歯ごたえも良くてなくてはならないものになりました。
🔸焼きサバ
毎日起きたらます焼くやつです😊