僕はこう思う!!
「・・・・こう書いてあるけれど、僕は○○と思う!!」と言い出しました。
私は、一瞬手が止まってしまったのです
あなたのお宅は、小学生新聞をとっていらっしゃいますか?
我が家は、9月から朝日小学生新聞をとっています。
日刊なので、毎日来ます。
9月からなので、約4ヶ月となりました。
そして、今朝、冒頭の言葉が息子の口から飛び出しました。
小学生新聞をとろうと考えたのは、母親である私でした。
動機は、小4の息子にとって活字に触れる機会をなるべく持たせようというもの。
新聞をとることについて息子に提案したところ「まぁ、いいよ。。。」との返事。
小学生新聞は、朝日と毎日の2紙があるので、
一週間お試し購読をして、最終日に息子に選ばせたところ、
朝日に軍配が上がりました。
その理由は、忍玉乱太郎のマンガがあるから、、、というものでした。。。。
まあ、きっかけは何でもいい。活字に触れさせることが目的。
次の日から、毎日毎日 『読ませています』 。
そう、『読ませている』 のです。
元来、活字を好んで手に取る息子ではありませんから、
忍玉が載っている新聞だからといって、
スムーズに読むはずがありません。
最初は機械的に 『読ませます』 。
一箇所だけでもいいのです。
一頁だけでもいいのです。
そして、読んだだろうなぁということをそっと確認して、
私は必ず聞きます。
「今日はなにが書いてあった?」
「忘れた」
「○○○・・・」と慌てて広げて音読
「○○だった」と単語一言
暫くこんなことが続きました。
しかし、今朝は、
「今日はね、○○の事が書いてあったよ。
でもね、僕は○○と思うんだよね。」
と、記事の内容に賛同しつつも、自分の意見を入れたのです。
こうなるまで、4ヶ月でした。
中学受験問題(特に国語)の顕著な変化は、
○×式が減り、
書かせる問題が多くなった事です。
勿論、受験問題なので自分の意見だけではいけません。
しかし、記載されている事を読む事に加え、
自分の意見を編み出していく事の大切さ。
これからますます重要になっていくと思われます。
『あなたはどう思うの?』 と、
小さい頃から子ども達に問い続けた成果が、いよいよ出始めたかしら