古いファイルを整理していたら、面白いものを発見しました。
国語の、特に物語文が苦手なお子さんにはかなり使えるんじゃない?
と思えるツール【国語 気持ち言葉一覧表】です。
上の子は当時、とにかく国語が足を引っ張っていて、
何とかならないものかと、あの手この手でテコ入れを敢行していたのですが、
そんな中で、どなたかが作られていたものを見つけてきて
さらに改良を加えて完成させた一品でして…。 苦労してたのね、私(笑)。
国語の、物語問題の構成としては、
漢字問題・語句問題・接続詞なんてものがまずあって
そのあとに、登場人物の気持ちを動きから推察する→
気持ちの変化をとらえる→全体の要約
こんな感じの流れが、お約束ですよね?
得意な子には何でもないこの“気もち・心情をつかむ”ってのが
苦手な子には、ど~しても解けないんです。
(ええ、うちの上の子がそうでした(^_^;)。な・なんでこれがわかんないの…と何度あきれたことか。)
この場合、原因としては、
そもそも、そうした動作がどんな感情から来ているのかよくわかっていない
(いわゆる、相手の感情にニブイ(^_^;))から解けない、という場合と、
ぼんやりなんとなくはわかっているんだけど、うまい表現ができない、
あらわす言葉を知らない、という二つの要因がほとんどです。
そして…そんなお悩みを解消してくれるのがこの表なんです
使い方としては、まずは、
間違えた問題をやり直す時に、この表を横に置いておきます。
文を読み返しながら、なんとなく気持ちが関係しそうな動きには
どんどん線をひかせる。
で、設問に答える時に、この表を見ながら言葉を埋めていく
→ 答えを見て、正解しているかの確認
この作業で、表の使い方、言葉と動きの関連性、というのをつかませます。
ある程度理解できてきたら、一問一答式で、
“悪いことをした時に出てくる気持ちは?”
“情けない気持ち・後悔する気持ち・後ろめたい気持ち…”
といった具合に気持ち言葉をどんどんインプットしていきます。
で、また問題で実践トレーニング! この繰り返しです。
おっと、肝心の表のアップがまだでした(^_^;)。
PDF版とエクセル版とであげておきますので、そのまま印刷の方はPDFを、
さらに改良を加えられる方はエクセル版で、ダウンロードしてお使い下さいませ。
※PDF版はadobe readerというソフトで見ることが出来ます。
無料でダウンロードできますので、もしもお持ちでない方は、こちらからどうぞ。
最後に、うちの子国語が…と心配されている方に
ちょこっと朗報を(笑)。
上に書いたように、かなり国語が足を引っ張ってた上の息子ですが、
意外や意外、中3の現在は国語はむしろ得意教科です。
古文など別の要素が入ってきたこともありますが、現代文の方も、
苦手だったのがウソのように、問題も楽しんで解いてますし成績も悪くないです。
(別に自慢ではなく、こんな例はごまんとありますよ、のひとつとして。念のため。)
要は、男の子は、精神的成長の関係もあるし、
そんなこんなを外して考えても、
苦手教科なんて、その後、いくらでもなくすことは可能ですよ(^_-)-☆
ということで、本日はこれにて <(_ _)>
下の子は、男ながら国語はむしろ得点源だったので何の対策もやらなかったし、
だからこの表の存在も、完全に忘れてました(^_^;)。人それぞれですねぇ~。
(その分別の教科でムチャクチャ苦労しましたが(笑))
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