復興相の発言や態度による辞任について。
大臣と知事のどちらがエライかなんてどうでもいいし、果たして大臣が「客」だったのかもどうでもいい話ですが、
たしかに、あの言動は何だ! と思いますよね、報道を見れば。
が、悪いのは大臣だけなのでしょうか?
私が気になるのは、大臣と知事の会談の場をセッティングしたであろう、県庁の職員についてです。
会議の設定も「お役所仕事」だったのではないか、ということが気になりました。
大臣と知事、ともに、ある程度は大きな力を持つ人。
その2人が会談するのだから、ある程度は綿密なスケジュール調整が必要だったと思うんです。
もちろん、ちゃんと計画されていても、たとえば知事が急な電話、急にトイレ、などで知事がすぐに出向けなかったという突発的な事情があったのかもしれません。
大臣(元大臣か。。。)の「客を迎えるときは……」の発言、マスコミにとっては「態度がデカい大臣」と報道する格好のネタになったでしょうが、県庁の職員に対しての準備不足には触れられず。。。
「マスコミの『えじき』になった」といえなくもない……と思った一件でした。
テレビ局にいた知人から聞いたことがあります。
マスコミは、
「謝罪会見の画(え)を撮りたいだけ」
「記者会見で『どう責任とるんだ!』と怒鳴ることで、『オレって仕事してるぜ』と勘違いしている」
こんなマスコミは、くだならい……と考えたその人は、テレビ局を辞めて会社を設立して成功しています。