君はなぜ理系を選んだ?? 

 まず得意不得意を全く考慮せずに、、なぜ自分は理系を選んだのかもう一度考えよう。理系の方が得意だから??得意じゃないけど理系にしかいきたい学部がないから??理系は今後未来があると感じるから??親に言われて??とりあえず??

 

 そんな難太郎(投稿者)は文系にやりたい仕事がなかったというだけで、理系を選択。収入も理系の方が高そうなどというゲスな考えをもってもいた。(実際はそうでもないのが日本の現状)もちろん難太郎に天罰は下る。

 

 ま、じ、で理系科目ができない

 

家系が文系。悟る。
 

 高3の4月。物理、化学なにも分からない。本当にわからない。運動方程式、わからない。理科の先生に質問するも何もわからない。当然学校で下のクラスにぶち込まれる。滑り止めで入った学校という謎のプライドをつぶされ、馬鹿にされ、劣等感とどうしようも出来ない無力感で毎日泣きながら学校に行く。歩くメンヘラと化す。

 

 数学は青チャートを狂ったようにやっていた。物理化学の時間もすべて数学にあてる。たしかに記述模試はできるようになった。人並みには。偏差値55くらい。共通テスト模試数1A50点。

 

 え・・・??こんなに勉強してるのに・・・??

 塾の私立文系志望のギャルが共通テストの数学を簡単だという声がする。

 あの日以来、私文のギャルと数1Aと難太郎の間には深い溝ができた。

 物理化学で惨めな思いをした。でも数学をやっているという言い訳があった。でも数学に裏切られた。全く勉強していない現社(当時はまだ志望校なんて決まってなかった)、国語より低い点。

 

 追い詰められた難太郎、家系を持ち出して保身。天罰再び。理系で同じく苦しんでいた仲間の文転の知らせを受ける。

 

難太郎、最後まで数学に泣かされる。 

 結論をいうと、数学は他の科目の足を引っ張らない程度までしか成長しなかった。正直数学は難太郎もどうすればよかったか未だにわからない。

 

 

でも理系科目ができなくて文転はぜっったいにやめてほしい。特に理科。 

 

 正しい勉強をしっかりすれば、というか数弱文系頭難太郎が実践したことを「しっかり」やれば、理科二科目は夏で偏差値20は上げられる。よく聞くでしょ??数学、英語は間に合わないけど、理科は伸びるって。これはガチ。難太郎も信じてなかったけど、実際成績が本当に急上昇した。現役は理科マジで伸びる。あきらめんな。 

 

 理系出来ない出来ない、文転したい言ってた同じ理系クラスの連中も9月後半になると、共通テスト国語解いて、「化学やりたい。文章読むのだる。理系に文系やらせんな。」とかいうようになる。難太郎も思うようになってた。

 本番共通テスト理科二科目9割。最終的には理科が受験成功のカギになった。

 

 

 

お願いだから決めつけないで。高校の科目ごときで可能性を狭めないで。 

 

 つまり、いいたいのは決めつけないでほしい。経済的な理由とか特殊な理由がない限りほぼ皆行くのが高校。少なくともあなたの周りはそうなはず。理系っていっても所詮は高校科目。理系科目は理解に時間がかかる。だって数式、概念。日本語じゃないもん。でも理解、覚えて、応用は文系と同じ。だから文系に比べて少し習得までの時間がかかるだけなのに、難しい、自分には才能がないって思っちゃう。

  

 それに君がおもってるほど理系向きの人なんていない。理系大学に通っている難太郎の友人たちも理系が得意だったわけじゃない。皆やりたいことがあって、高校理系苦手だったけど希望の道にすすめている。難太郎だって自分が医学生になれるなんて思ってもなかった。あの時文転しないでよかったと心から思う。

 

 東大レベルはごめん。わからん。

 

 でもなりたい職業のため理系に進んだなら、文転は考える必要ない。医学部も難太郎は旧帝じゃないからそのレベルはわからんけど、地方国立医はどんな文系頭でも目指せる。医学生になれる。難関大工学部も受かったから、難太郎レベルは保証する。


 

 17,18で職業を決めさせられる。すごく重荷だと思う。でも理転は難しい。狭い視野、目の前の成績に囚われすぎないで。30年、40年後自分はどんな人でありたいか、理系文系どっちがそれに近いか。