2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。


 SAPIX生は必須。6年生は授業で扱います。

 

イチオシ。麻布中学校高等学校の先生が監修。忙しい受験生も5分で名作が読める。 

 

立体切断が苦手なお子さんに。

 




どうもこんにちは。


随分と前から、イジメについてはマスコミでも取り上げられたりしていますが


目を覆うようなケースもあって

なんというか……

子供を持つ親としては

居た堪れないし、腹が立つし、

言葉に表せないような気持ちになります。


誰だって、我が子には

加害者にも、もちろん被害者にも

どちらにもなってほしくないですよね…。



加害者側にお咎めがあるのは当然のことですが

もっと問題になるのは

学校側が隠蔽していたとか

シラをきるとか

むしろそっちなんじゃないかな。


隠していたものがバレました、

となったら

何倍も叩かれるし

それで謝罪会見をするケースも後を絶たないのに

学習しない大人も居るんだな〜と

呆れるのを通り越して

むしろ感心する。



長男が私立を受験する、となって

様々な学校の説明会に参加しましたが


「イジメについてはどのような対応をされていますか」

といった質問が

どこの学校説明会でも、保護者から出ていました。

そしてそういった質問には


「絶対に放置しません」

「全力で対応します」


ということを言っている学校が多かったかな。

定期的に無記名アンケートを取るなど、キチンと対応されている学校が多い印象でした。



もっと詳しく書いちゃうと

大きく分けて二通りの学校があって


「どんなに対応をしても、残念ながら全くのゼロにはなかなかならない。でも見つけ次第必ずキチンと対応します」


と返答していた学校。


逆に


「ウチの学校ではイジメは一切ありません」


と言っていた学校。


さて、皆様は前者と後者、

どちらの方が

より誠実だとお感じになりますか?



こういう所に

学校の姿勢が出るんですよね。

もうね、モロ分かり。



大勢の子供たちが集団生活をしていて

考え方も個性も、まるで違う者同士が一緒に過ごすのだから

小さなトラブルはむしろ「あって当たり前」なんですよね。

しかもその集団生活をしているのが血気盛んな十代の若者となれば

なおさらトラブルも起こりやすい。


でも、それが所謂イジメに発展してしまうのがマズイ。


だから早い段階で芽を摘んで

それ以上のトラブルにならないように未然に防ぐ。


……多分これが正解。


「イジメはゼロにはなかなかならない」

と正直に言うのは

かなり誠実な感じがするんです。

だって、誰だって都合の悪いことは隠したいものだし。

私立は公立と違って、一度悪評が出てしまうと死活問題になりますし。


「一切ありません」

と言い切ってしまうのは

なんかすごく嘘っぽい感じがする…。



同じように

「不登校についてはどのような対応を?」

という質問も度々ありましたが

それに対する返答で

一番誠実だなぁと感じたのは

芝中学の校長先生でした。


不登校になってしまった生徒さんが居たことを正直に話されていました。

そして、その時にご自身がどのような対応をされたのか、

学校としてはどうアプローチしたのか、

最終的にどうだったか、等等…


本当ならばネガティブな情報なので

あまり公にはしたくない話のはずなのに

キチンと対応されているのが伝わってきて

本当に素晴らしい学校だなぁ、と感じました。


私がここで詳しく書いてしまうわけにもいかないのですが

ご興味のある方は

芝中の学校説明会に行かれれば

恐らくこのお話も聞けると思います。



繰り返しになりますが

誰だってネガティブな情報は大っぴらにしたくない。

でも、敢えてそれを

「ゼロではありません」

と認めた上で

「でも全力で対応します」

と言う学校。


そこには

イジメへの対応だけでなく

他のトラブルが起こった場合の

学校としての対応、

もっと言うと

「学校全体としての生徒への向き合い方」

というのが

見て取れるように感じます。


こういった所を

是非、学校説明会では

保護者様に感じ取っていただければと思います。


何かちょっとでも違和感のある場合には

入学後に、違和感が不信感に繋がる可能性もありますので

是非、しっかりと説明会を聞いて

納得のいく学校選びをなさってください。



試験の合間の気分転換に長男は携帯していました。

もも味で美味しいです。

 

 

ご利益のありそうな消しゴム。

 

めちゃくちゃ頑丈な水筒。 

 

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ブドウ糖が摂れるので受験生のおやつに最適。