2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。


 SAPIX生必須。6年生は授業で扱います。

 

麻布中学校高等学校の先生が監修。

忙しい受験生も5分で名作が読める。


 

過去問演習の必需品。

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中学受験生を抱えておられる親御さんならば、聞くだけで震えが止まらない程に恐ろしい言葉。


それが


【全落ち】



関西方面は分かりませんが

寮のある地方の学校では12月から。

埼玉千葉は1月。

東京神奈川は2月。


そのどこにも受からず

全てに落ちること。


怖すぎる…。



某ネットニュースで見ましたが

「全落ちは回避出来る」

「全落ちは親の責任」と。


「全落ちは何故起こるのか」

という問いに対し


「持ち偏差値にそぐわない学校を受験するから」と。


逆に、「持ち偏差値に合った学校を受けるのならば、全体の3割とも言われる『第一志望校合格率』を引き上げることが出来る」


といった内容でした。



中受のバイブル【二月の勝者】で

お子さんの偏差値に見合わない学校を受けると言って塾の先生のアドバイスを聞かない母親の描写がありました。

漫画だから多少デフォルメしているとは言え、それに近い人も実際に居ます。


「偏差値◯◯以下の学校なんて受けてもしょうがない」

とか平気で言ってのける人も、リアルで居ますよね。

そういう人とは、黙って距離を置くのがベストです。



話が逸れました。



とにかく、

中学受験生の親御さんならば絶対に避けたい事態。

これまで費やしてきた費用、時間、手間暇、全てをドブに捨てるかのような感覚になりますし。

何より、受験生本人への影響を考えるとね。

何年もこの為に頑張ってきたのに

とてつもない傷を心に負わせることになるんじゃないか、って。

それが一番の心配。


だから、可能な限り手を尽くして

全敗は回避したい。


例えば、

都内東側在住の方ならば

埼玉千葉は、全然通えますよね。

ここでひとつでも合格を勝ち取ってしまえば、

仮に2月入試が本命だとしても、

かなりラクに戦えるんじゃないかと思うんです。

精神的にかなり有利。羨ましい。

我が家はいわゆる前受けはしたけれど

到底通える距離ではなかったので現実的には考えられませんでしたが、それでも

「ひとつでも合格がある」というのは心の支えになりました。



あとはやはり、

併願校の選択ミスをしないこと。

併願校は強気に出てはダメです。

どう転んでも大丈夫と思われる所にしておいた方が良い。


我が家の場合は

第一志望校はチャレンジ校

(持ち偏差値よりも上の熱望校)

第二志望校は適正校

(持ち偏差値相当か若干下)

第三志望校以下は全て安全校

(持ち偏差値以下で、SAPIXオープンでは毎回80%を取れている学校)

と決めました。


そしてもしも2/3の段階で合格が無かった場合、それ以降の入試日程では

同じ学校でも偏差値や倍率が跳ね上がる上、

本人の精神状態もかなり追い詰められていると予想出来たので

2/3午後以降は偏差値帯を下げていくことを想定しました。


また、私たち親も

かなり取り乱す可能性が高かったので

万が一を考えて

2/3午後と2/4は、受験料が無駄になっても良いから予め出願しておくことにしました。


結局受けずに済んだから

受験料勿体なかったかも?

なんて後から考えられるのですが

それは結果的に合格があったからそのよう思えるだけであって


追い詰められている状況下で、

「じゃあ次、出願」

とスピーディに対応出来る自信が無かったんです。

勿体なくても、保険だと思って。

これまで塾にかけてきたお金を考えれば

安いもんだ、と。


まあ、この辺りの併願校選びと対策を

甘く見てしまうと

「マズイことになります」

とSAPIXの先生からも言われていたので

とにかく手堅く。


試験に「絶対」は無いのでね。



結婚披露宴のスピーチで

「人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そしてまさか」

なんてのがありますが


受験では、この

「まさか」

が普段よりも高確率で起こると思っていた方が良い。


例えば、ビビって頭が真っ白になって

普段ならば余裕で解ける問題がその時に限って解けなかった、とか


試験中に緊張のあまり体調を崩して

途中退席するしか無かった、とか


まあ、幾らでも予想出来るわけで。



前述したネットニュースの

「全落ちは親の責任」

とまで言い切ってしまうと


親御さんも辛くなってしまうので

それはあまり言わない方が良いと思うのですけれど


事前に可能だった対策を怠った、

となると

それは話が変わってきますのでね。


念には念を入れよ。

石橋は叩いて渡れ。


ということで


一度しか無い中学受験を

悔いの無いものにしていただければと思います。




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