2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。



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中学受験に否定的な人って居ますよね。

著名人と言われる人(敢えて名前は出しません)が、よくそのような意見を動画で配信したり、それがネットニュースに取り上げられたりしていますね。

小学生を勉強漬けにするな、

競争社会に押し込むな、

親が決めたレールの上を無理矢理進ませるとは何事か、

……ってね。


著名人でなくても

私も知人ママさんから言われました。

「受験?カワイソウ〜 ぷっ」

って。

え?「カワイソウ」って何ですかね?

同情とかですか?

「ぷっ」てどういう意味?


まあ、言わんとすることは分かるんですよね。


でも、少なくとも私はそうは思わないな、ということで今日は書いてみます。


あくまでも私の主観です。

どなたかと討論しようと思っているわけでもないので、

「それは違う」とか言われても困ります。

これはどっちが正しいとか正しくないの問題ではなくて、単に各家庭の方針だと思います。

クレームの類は受け付けられませんので悪しからず。




中学受験、年々激化していますね。

コロナ禍になって少しは落ち着くのかと思いきや、逆に激化しているそうで。

2023年組は過去最高だったとか。

子供の数は明らかに減っているはずなのに

中受人口が増えるって、どういうことなんでしょうね?


みんな所得が増えているから?

みんなが余裕のある生活をしていて湯水の如く課金出来るから?


……それは違いますよね。

むしろ増税やら値上げやらで、

大変な思いをしている家庭も増えているはず。



でも、

お金がかかろうが、子供に負担だろうが、手間暇かかろうが

頑張って私立に入れてあげたい!

という理由が

それぞれにあるはずなんですよね。


じゃあその理由って何……?


それはズバリ、

地元の公立中学に魅力を感じないから。



私の勝手な推測ですが

今のような公立中学のままでやっていくのだとしたら。


今後、中学受験は激化する一方でしょうね。

金銭面で多少無理があったとしても

どうにかしてお子さんを私立に入れたい、と考える親御さんは増える一方でしょう。



それぞれの私立中学が

国際教育だの、ICT教育だの、アクティブラーニングだの、STEAM教育だの…

学校改革に力をいれていますよね。

色々な学校の説明会に参加しましたが

魅力的な学校が本当に沢山あった。

ただ単に進学実績を伸ばそうとするのではなく、教育の質、内容、といった本質的な部分にメスを入れている。

今はどこの私立でも、国際教育やICT教育は、ほぼデフォルトになっています。


が、それに対して公立中学は

コロナ禍になってようやくタブレットを導入した感じ?

緊急事態宣言が発令されて、

公立がまるっと2ヶ月近く休校になってしまう中で、私立はいち早くリモート授業を開始。

そもそもの教育の差が、コロナ禍によって炙り出されたんでしょう。

それだけでなく、公立中学は

国際教育?

STEAM教育?

なんじゃそりゃ?

といったところでしょうか。


結局、私立は「生き残り」が必要不可欠。

生き残りの為にそれぞれの学校で様々な取り組みを行っていて、その経営努力が結果的に、保護者のニーズとも合致している。


反面、公立は??

税金が投入されることに

胡座をかいているようにしか見えない…。

こういった状況ならば、ますます差が開く一方でしょう。


そのような状況に気付いた保護者が

私立を目指す。

お子さんに、少しでも良い教育を受けさせようとする。

その為に中学受験が通過点としてあるわけで。

通過点を乗り越えさせようとすることの、何が悪いんでしょう?


それと、

自分もかつてそうだったけれど

中学受験のサポートをしている親御さん達だって、今のこの年々激化している受験を

「全面的にヨシ」としているわけではないんだと思うんですよ。


可哀想な思いをさせているのでは?

辛い思いをさせているのでは?

と、常に自問自答しながら伴走されているんだと思う。


でも、そこまでしてでも

私立に入れる価値があるんですよね。


だって、

地元の公立中学に魅力が無いから。

(大事なことなので2回言いました)


著名人とやらの人に言いますけど

中学受験を頭ごなしに否定するのなら、


既存の公立中学を、

是が非でも入学させたいと思うような魅力的な学校にしてね。


それが無理なんだったら

中学受験を否定しないでね。


少なくとも各家庭で判断してやっていることなので

著名人とやらが

勝ち誇ったように言うことではない。


それから

受験は必ずしも親が無理矢理やらせているわけではありません。

親がお尻を叩いて「勉強しろ」と言ったところで、子供は素直に言うことを聞くような生き物ではありません。

12歳ともなれば、自我が少しずつ芽生えている時期。

スタートは様々かと思いますが、やっていくうちに本人が成長していき、

達成感、充実感を感じたり

競争心が芽生えたりしていく。

最終的に入試を迎える頃、

そこには本人の明確な意志があります。

嫌ならいつでも辞めることが出来る。

でも敢えてチャレンジしにいくんです。

それを「カワイソウ〜」とか言って茶化すのはやめていただきたい。


以上!



繰り返しになりますが

私の勝手な主観ですので

クレームの類は受け付けられません。

悪しからず。