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2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。
年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。
無対策で受けたSAPIX入室テストで
超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。
親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。
(一部、仮称などを用いています)
私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。
ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。
2023年2月3日。
第二志望校であるA中学入試日。
予定通り4時に起きました。
2月1日に第三志望であるC中学を受験し合格、
2月2日、チャレンジ校である大本命B中学を受験、
2日の結果がどうであれ、今日2月3日の入試で長男は中学受験を終わりにすると言っていました。
2日に受験した学校の発表は、今日の入試が終わって長男帰宅後に、長男、主人、私の3人で見ることに。
朝食の準備をしていたら、主人が
「1日の時と同じにしよう。合格して縁起が良いから、その時と同じ服を着ていくよ」
と言っていて、おもむろに着替え始めました。
上着は勿論、パンツまで同じものを履いていく、と。(もちろん洗濯はしてある)
なるほどと思い、
長男の服も1日の受験の際に着た組み合わせにしました。
朝食の味噌汁の具も同じ。フルーツも同じ。
もう、こうなったら担げる縁起は全て担ぎたいし、藁だろうが何だろうが、縋れるものには何にでも縋りたい。
今日の付き添いも主人が行ってくれるとのことで、お任せすることに。
いつも通りに朝食を済ませ、戦闘態勢に入る長男。
「思い残すことが無いように、精一杯やっておいで」
ウン、と頷く長男。
二人が出掛けた後、どういうわけだか
涙が止まらない。
本当に本当に、これで最後なんだな……。
初めて訪れた時に
「ここの学校いいなぁ」
と言って、中学受験を決めるきっかけになったA中学校。
迷った挙句、最終的にはB中学を第一志望校にしてA中学を第二志望校にしたけれど、でもどちらも本当に気に入っていて
どうしても入りたい、合格したい、と長男が願い続けた学校。
そこに挑戦出来るまでに偏差値を上げて
本当に受験している。
事実は小説より奇なり、とは言うけれど
本当にここまで辿り着くとは。
巡り合わせって本当に不思議。
無事に試験会場まで長男を送り届けた、と主人から連絡。
かなり緊張してピリピリムードだったそうだけど、きっと頑張ってくれるはず。
主人は長男が会場に入っていくのを見届けた後、そのまま学校の創立者の銅像前まで行って、手を合わせてきたのだとか。
毎日通勤の時に電車の中からA中学の校舎が見えて、その度にお願いしていたと言う主人。
きっと誰よりも合格を願っているんだろうなぁ。
受験を頑張った長男に食べさせたい、と
主人はデパ地下に向かい、
今半のすき焼き弁当を購入して、
試験終了前には学校に戻ったようでした。
試験終了、続々と出てくる受験生の中から長男を捕獲し、
帰り道に主人からLINE↓
2日に受験した第一志望のB中学について、
やはり手応えが無かったのか
「頑張ったから合格できなくてもいいや」
と話していた、と。
帰宅後には3人で一緒に、合格発表を見る予定にしていて
まだ見る前なのに、なんだか自分で予防線を張ってショックを和らげようとしているかのような。
二人が帰宅してから、
主人が買ってきてくれた今半のすき焼き弁当を食べました。
みんな無言。
めちゃくちゃ美味しいはずなのに、
なんだか味が何も分からない……。
そして食べ終わってから、B中学合格発表を見ることにしました……。
夏期講習の必需品。
冷房効き過ぎ対策に一枚あると安心。
残り僅かです。