2023年1月10日、
長男は人生初めての入学試験日を迎えました。

自宅から学校までのルートは、
「万が一の場合も考えて、複数のルートを考えておいてください」
とのSAPIXの先生からの指示通り、数日前からプランを練りました。
主人に至っては、朝のラッシュ時の混雑ぶりがどの程度か、
予めターミナル駅まで行ってチェックする程の念の入れ様。

1月校の入試当日の付き添いは主人にお任せしましたが、噂には聞いていたものの、最寄り駅からの混雑ぶりが想像を遥かに上回る程だったそうで。
日本一とも言われる程の受験者数を誇る学校なので、駅の構内から出るのがまず大変、出たら今度は学校までは大行列、
想定以上の時間がかかったそうです。

で、主人の話によれば
長男が試験を受けている間、
学校から一番近いターミナル駅でお茶でも…
と思っていたそうなのですが
どこのカフェも座る席など空いておらず
完全にカフェ難民になったのだそう。
1月の寒空の下、カフェにも入れずとても困ったと。

恐らく考えることは皆同じで
受験生の親御さんがみんなこの近辺のカフェに雪崩込んだのではないか、と主人は言っていました。

そんなこともあるので、事前に待機場所を考えておいた方が良さそうです。

さて、試験を終えた長男
何せ受験生があまりにも大勢なので主人と合流するにも大変だったそうなのですが
試験の出来栄えとしては
「悪くは無い」とひとこと。
早朝に出発して試験を受けてヨレヨレに疲れているはずなのに
「じゃあSAPIX行ってきます」
と帰宅後はとっとと出掛けて行きました。
同じ校舎から同じ学校を受けに行ったお子さんが多数居たそうなのですが
SAPIXの先生からは
「入試の出来栄えや結果についてはお友達同士で話さないように。まだまだ入試は始まったばかり。これから入試に行くお友達も大勢居るので、お互い動揺するような話題は避けること。そこはルールとして守ってください」
との御触れが出たそうで。
その辺り、キチンとされているなぁ〜と感じました。


初めての入試から2日後。
合格発表の日を迎えました。


やはり、とんでもない人数の受験生がいる為か、合格発表のサイトに入ろうとするも繋がらない。
何度も試して、ようやく入れたのは発表開始から15分後。


そして結果は


長男、合格していました。


しかも、東大クラスに。


あと数点足らず東大クラス1年特待では無かったのですが、開示された得点を見ても充分健闘したと思いました。

初めての入試で緊張しただろうに
本当に良く頑張った。

長男が学校から帰宅後に画面を見せたら
「やったぜ!」
とガッツポーズ。
ウンウン、良かった良かった。

これで万が一不合格だったら相当凹んでただろうし
2月号の入試までに立て直せるか、と不安になっていたと思うのだけど
まずは出だし好調。

まだまだ気を抜くわけにもいかないのだけど、とにかく良かったということでその日はお赤飯を炊きました。

そしてこの翌日から長男は感染症予防の為に小学校を自主的にお休みし
2月校の入試に向けて、最終調整に入ったのですが…

そこで事件勃発。

このまま良い流れに乗って順調に行くと思っていたのに
こんな土壇場になって
長男の中学受験最大のピンチが訪れることになろうとは
この時点では夢にも思いませんでした……。