6年生夏休みの過ごし方 | 中学受験コンサルで偏差値・クラスアップ

中学受験コンサルで偏差値・クラスアップ

中学受験の司令塔として、ご家庭を正しく導きます。

①モチベーションアップ
②学習計画の組み方
③各科目の勉強法
④過去問分析
⑤家庭教師
⑥塾の使い方の指南

~合格実績~
雙葉、女子学院、慶應湘南藤沢、早稲田、明大中野、学習院、洗足学園等

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

2週間ほど、ブログの更新が滞っていました。

申し訳ありません。

 

この間、生徒1人1人の合不合・日能研模試・首都圏模試・サピックス組み分けテストなどの分析に勤しんでおりました。。。

 

タカベルでは生徒のテストの分析をすべて私が4科目とも引き受けています。

 

なぜか。

 

分業制も悪いことではありません。

専門性も身につくと思います。

 

なので、子どもに学習指導を行うという視点では間違いなく専門性が得られる分業制の方がよいのです。

 

しかし、家庭学習の采配ということであれば、話は別です。

 

その子に必要なことを最大効果でやらせようと思ったら、その子の4科目トータルの状況を知らなければならないからです。

既にその子ができている科目・単元に対して課すタスクは無駄が多い。

 

最たる例は、宿題です。

 

国語が得意なお子さんは、国語で出される宿題に時間を割くよりも算数の苦手分野克服に時間を回した方がよい。

 

誤解を招かないように記すと、集団塾の宿題を批判しているわけではありません。

集団塾は全員一律の宿題や学びを課すから、「集団塾」なのであって、これは致し方のないことです。

 

ですが、個別をメインに進めている私どもの形態では、とことん「個別最適化」にこだわりたい。

 

この観点から、最も大切にしている業務がこのテスト分析なので、テストの返却ラッシュのタイミングは更新が滞りますこと、読者の皆様にご了承賜れますと幸いです。

 

さて、本日は6年生の夏休みの過ごし方について、大枠を記したいと思います。

夏休みは勝負の夏だと言われますが、意外とモチベーションが上がらない時期であることもまた事実。大人にとっては「もう半年しかない」でも、子どもにとっては「まだ半年もある」と捉えます。

長い拘束時間で講習があるので、塾に行っただけで「勉強した気」になってしまうことも往々にしてあります。

しかし、私共みたいに9月末から過去問至上主義のスケジュールを組むと、この期を逃せば、後期でなかなか弱点補強に時間が回せないこともまた事実。

そこで、有意義に夏休みを過ごしてもらいたいものです。

下記をご参考に、この連休で夏休みの行動計画を策定してみましょう。

✅睡眠時間8時間の確保

睡眠時間8時間は死守しましょう。
連日の夏期講習と復習、大人の仕事よりもハードスケジュールが待っています。何事も心・技・体です。

✅塾前のタスクのルーティーン化

SAPIXさんみたく、午後スタートの塾は塾に行く前の時間が鍵を握ります。
一方、四谷さんや早稲アカさんみたく、朝スタートの塾は朝学習を大切にしたいものです。

算数計算・国語漢字・国語語彙・国語語句・社会4まと・年表・理科マステキ(教材は人によって違う)などの基礎学習を塾前にこなしてから、行くようにしましょう。

塾前に基礎学習。塾後はその日の復習というサイクルが理想です。(SAPIXさんは塾前に基礎学習+前日の算数、塾後に当日の理科もしくは社会推奨)

✅夏休み終了後にどうなっていたいのか、目標設定を行う

私共のコーチングでは、

・算数の重要単元かつ弱点を潰す
・国語の記述を安定して得点化する
・理科の実験・考察系副教材を1周
・社会の4まとを8割答えられるようにする

など、

先日の組分けテストや合不合などのフィードバックを踏まえ、1科目1つ「夏休み後にどうなっていたいか」の目標設定を行います。

常に立ち返られるものがあると、なぁなぁの勉強から脱却できます。

✅1日◯分は余暇を入れてあげる

1週間のどこかでスイーツを食べられる日があれば、ダイエットも頑張れます。
逆に毎日、食事制限と運動の連続だと、長続きせずリバウンドしてしまいます。
1日の◯時◯分〜◯時◯分までは余暇の時間と決めておき、その時間は羽をのばせてあげましょう。

モチベーションの低下は秋口に必ずやってきます。

「夏、あんなに頑張ったのに過去問で点が取れない。もう無理だ、、、」

ここで燃え尽き症候群になるお子さんも多々いるので、夏はガス抜きも大切。常識の範囲内で設定をしてあげましょう。

ご参考になりましたら、幸いです。