6年生が夏休みまでにやっておきべきこと | 中学受験コンサルで偏差値・クラスアップ

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①モチベーションアップ
②学習計画の組み方
③各科目の勉強法
④過去問分析
⑤家庭教師
⑥塾の使い方の指南

~合格実績~
雙葉、女子学院、慶應湘南藤沢、早稲田、明大中野、学習院、洗足学園等

こんばんは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。

 

6月10日の週~24日の週までは在籍生徒全員のテスト分析のため、ブログの更新が滞っておりました。


多忙を極めておりましたが、本日講師の代打で3ヶ月ぶりに授業を行い、大変元気をもらいました。授業は最大の回復薬です。明日からも頑張ります。

 

テストフィードバック面談も後半戦に差し掛かったということで、本日は久々に更新をしたいと思います。

 

さて、6年生は6月30日に合不合、サピックス組み分け、日能研模試。7月7日に首都圏模試と、夏休み前の立ち位置を測る模試が開催されます。

 

すべてはこの結果を踏まえてということになりますが、本日はこれらの模試が終わり、夏休み前までにやっておくべきことを記していきたいと思います。(模試までは模試に向けた準備をしていきましょう)

 

夏期講習にフル参加されるご家庭は、夏期講習がない日の方が圧倒的に少ないかと思います。

また、夏期講習日も長時間に渡る拘束時間のため、帰宅してからはその日の復習に終始することになるでしょう。

 

その観点で言えば、6末から7頭の模試が終了してから、夏休みに突入するまでの期間は非常に重要な期間になります。

 

そこで、下記の✅ポイントをご参考に、夏休みまでのスケジュールを組み立てていきましょう。

 

~算数~

 

優先順位1位 割合・平面図形・速さのなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位2位 場合の数・数の性質・規則性のなかでの苦手分野の潰しこみ

優先順位3位 単元まぜこぜ教材で苦手分野の洗い出し

 

この3つが大きなポイントであると考えます。

 

まず、割合・平面図形・速さを出さない学校はないと言っても過言ではありません。

 

ここに苦手を抱えた状態で夏休みを迎えたくはありません。

 

そして、女子を中心に場合の数・数の性質・規則性は苦手なお子さんが非常に多いです。

 

この苦手分野の潰しこみが最優先タスクになります。教材は副教材ではなく、塾の教材で構いません。

 

これが終わってなお余力があれば、単元ごとにまとめられたテキストではなく、各単元がまぜこぜになった教材で真の苦手を洗い出していく作業を行い、見つかった単元を夏休み中につぶす。このような流れが作れると理想的ですね。

 

~国語~

 

優先順位1位 夏休み終了までで漢字・語句文法テキストを8割の習得率

優先順位2位 語彙を積み上げられるだけ、積み上げる

優先順位3位 過去問に取り組んでみる

 

国語は基礎学習の積み上げを図っていきましょう。夏休みまでで8割の習得率を目指したいところです。

漢字・語句文法系の基軸テキストを1冊決め、ひたすら繰り返すやり方で問題ありません。

 

また、前述のように夏休みは時間がとれませんから、語彙の積み上げを図りましょう。

意味を答えられるようにすればよしです。例文を口頭で言わせるやり方で確認をすると良いかもしれませんね。

 

余力があれば、過去問に取り組んでみましょう。

 

国語は新出事項をほとんど終えてますから、腕試し的に解いてみて、現状の立ち位置を確認すると夏期講習のモチベーションが上がるかと思います。

 

~理科~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まと・マステキ知識(地学・生物・化学知識)などを8割の習得率

優先順位2位 マステキ演習・演習問題集・サピックス確認問題・日能研栄冠(物理・化学計算)の苦手潰しこみ

優先順位3位 実験・考察系問題の着手

 

理科は9月の模試を見据え、知識系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、算数と同様、力学・電気・光と音・燃焼・中和・気体・溶解度の計算分野の苦手を夏休みまでにつぶす。

 

余力があれば、実験・考察系の問題を数題触れると理想的ですね。

 

~社会~

 

優先順位1位 夏休み終了までにメモチェ・コアプラ・4まとなどを8割の習得率(漢字で)

優先順位2位 地理統計・年表・条文などの差が付きやすいポイントを取り組む。

優先順位3位 表・グラフ問題の着手

 

社会も理科と同様。知己系の8割の習得率を夏休みまでに目指したいところです。

 

また、差が付きやすい地理統計・年表・条文あたりの整理も行えると良いですね。

 

表やグラフ系への対応は余力があれば。ただ、後期は時事問題対策も入ってくるため、他科目優先で本当に余力があれば取り組みましょう。