この記事の内容は「そうちゃ式図解算数」内の記事「二量の関係は3種類の線分図に表せる」で書き直してあります。是非ご覧下さい。
0.まえがき
「二量の関係」の続きです
(→目次)
これまでに二量の倍数関係のうち「和」「差」を扱いました。
今日から「比」の関係を扱います。
まず、かけ算で表現された「比」を見ていきます
いつものように(→参照)「読む→考える→書く」の順に進みます。
1.二量の比(かけ算)の意味と線分図
問題文を読んで
「AはBの5倍」とあった場合
その意味は
A=B×5ということです。
それを線分図で書くと、こうなります↓
いつものように「5」という数字を図に入れます。
点線丸の中には分かる場合は数値を、わからない場合は?を書きます
書き順としては、Bを短く書いて、
同じ長さの線分を5つつなげてAにするのが簡単です
もちろん、長いAを書いて5等分して区切り1つをBにしても良いです↓
同じ長さの「区切り」がつながっているところが、一量の変化で見たかけ算↓
や、余りのない割り算↓
に似ています。
2.あとがき
今回の全体像です↓
今回は5倍だったので区切りを実際に5個つなげましたが
次回は途中を省略する形を紹介します。
受験算数ですとこちらの方がよく使う形です。