この記事の内容は「そうちゃ式図解算数」内の記事「二量の関係は3種類の線分図に表せる」で書き直してあります。是非ご覧下さい。

0.まえがき

今回から第二章です。第一章は一つの量の変化を扱いましたが、第二章では、二量の関係を扱います。

 

今日は、「和」の線分図の形です。

有名な和差算の前提です!

 

一章と同じように、見る考える書く という「RCDサイクル」で見ていきます。

(参照)

 

1.意味と線分図

例えば、問題文を読む

「AとBの和が21である」とあった場合

 

その意味

A+B=21ということです。

 

これを線分図にするとこのようになります↓

線分をタテに並べて、合計が21と分かるような「かっこ」を書きます。

テキストでは、}(中括弧)を使いますが、丸括弧でも良いと思います。

そして、AやBの数値が分かる場合は点線の丸の中に書きます。

 

また、Bを長くしても良いです↓

AとBのどちらが長いかはわかりませんからね。

(このブログでは、分からない場合はAを長くすることにします)

 

ただし!AとBを同じにした図↓

これはダメです。

 

勝手に「AとBは等しい」という条件を付け加えているからです

 

3.あとがき

今回の全体像です↓

 

ちなみに、同じ足し算でも一量の変化の場合は

↑横にくっつけましたが

 

二量の関係の場合、縦に並べる方が問題が解きやすいのです

 

横にくっつけるのは「和が等しい二人でのやり取り」など特殊な問題の場合だけです。

 

次回は「二量の差」の形です。