昨日は「成績上位と下位の質問の違い」というタイトルで、成績上位と中位・下位の生徒で質問数はどちらが多いか?その質問内容に違いはあるのか?という点について記載しました。
今回ご紹介するのは、中学受験のポータルサイトを運営するアクセラレーテッドラーニングジャパン社が2019年1月に発表した調査。同調査でも、成績上位の子ほど塾の先生への質問頻度は高かったとの事です。
記事の抜粋とグラフを組み合わせたので、サクッとご覧ください。
「塾での学習」をテーマとしたアンケートは、アクセラレーテッドラーニングジャパンが運営する中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」会員で、中学受験を目指す子どもを持つ親を対象に実施したもの。2019年1月9日から16日まで調査を実施し、214名の有効回答を得た。
現在、子どもの成績は塾のクラスでどの位置にあるか聞いたところ、「成績中位」が46%で最多。ついで、「成績上位」が37%、「成績下位」が17%という結果だった。
子どもは疑問点があったら塾の先生に質問をするかを成績別に聞いたところ、「質問する」と回答した子どもは、成績上位が80%以上だったのに対し、成績中位は80%未満、成績下位は約70%で、成績上位の子どもほど質問頻度が高いことがわかった。学力の向上において、疑問点をそのまま放置しないことが重要であることが見てとれる。
昨日は私の指導経験から「答えが合っているか、否かに関わらず、曖昧な点があれば、とことん追究するのか、しないのか?この差が質問数の差、ひいては成績の差に表れる。」と記載しましたが、結果は似ていますね。
近年「やり抜く」という言葉が教育業界のパワーワードの1つとなっていますが、大事なのは「やり抜く」という言葉ではなく、そのレベル感です。
今の中学受験生は成績問わず時間をかけて頑張っている子が多いですが、その頑張りのレベル感が異なることによって、成績の差が生まれています。
お子さんは「間違えたら、次間違えないようにするにはどうすればいいか?」「暗記事項を1回で覚えるためにはどうすればいいか?」など一つ一つ真剣にこだわって、頭をフル回転しているでしょうか?
予習・復習も大事ですが、まず授業は本気で受けているでしょうか?
(気持ちは分かりますが)勉強時間の長さを頑張りの指標とするのは止めましょう。細部まで自分なりに創意工夫して学ぶことが高いレベルの頑張りです。
休校が長引きそうですが、この期間の自宅学習で高いレベルの学習を習慣化させることが出来れば、合格はグンと近づきます。ファイト!
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