楽しい、ということは大事なことです。
「努力は夢中に勝てない」
なんて言葉を聞いたことがあるようなないような。
前もちょろっと書いた記憶があるんですが、
今年のオリンピックの選手達が、めっちゃ楽しそうだったのが印象的でした。
特にスケボーかな。
本当に楽しそうに競技して、金メダル取って、嬉しそうに笑って。
時代は変わっているんだと思います。
「成功は、苦難の道の先にあるッ!!」
みたいな固定観念を持っている人って、我々と同世代から上の世代にチラホラ見かけると思うんですよ。
でも、そんなことないでしょうよ、と。
楽しくやって出来るようになるのが一番だろうがよ、と。
中学受験塾に通うことになったお子様方は、勉強を楽しそうにしている姿を親に見せた事が、少なからずあるんじゃないかと思うのです。
親は、
「勉強好きそうだから、やらせてみよ!」
てなもんです。
でも、塾に行き始めると、宿題をやらなければいけなかったり、テストで明確に序列をつけられたりして、親がやきもきするわけですよ。
そして、「こらァッ!!」と一喝です…
もはや、子供たちは楽しく勉強なんて出来ません。
元々は楽しくて勉強していて、
勉強すると親が喜んでくれて、
喜んでくれるのが嬉しいから、
塾にも通って勉強をしていたのに、
なぜ怒られるの…?
子供は疑心暗鬼に陥ってしまうかも。
我々は、子供に出来る限り楽しく勉強が出来るように、環境を整えてあげるべきだと思うんですよ。
気が乗らない3時間よりも、
ノリノリの1時間の方が、絶対に能率がいい!
そうなるように導いてあげたい!
でもそれが出来ないッ!!
SAPIXの基礎トレなんか、1分で終わって満点の時もあれば、
10分かかって6点の時もありました。
楽しくノリノリの状態で勉強に取り組む時間をなるべく多く持たせてあげたい。
その為には、「勉強はじめいッッ」と親から言ってもダメかなーと。
かと言って、言わないと延々遊ぶかもしれない。
いや、むしろ延々遊ばせて、本人から勝手に勉強始めるのを待ち続けるか…?根比べか…?
なんにしても、勉強は楽しくやらせてあげたい。
学ぶことの楽しさを教えてあげたい。
難しいですねー。
※「ッ」は刃牙を意識して使いました。