こちらの本に、幸福な人生に必要なのは、良い人間関係と結論つけられていました。
昨日の「欧州の富裕層の子供はガリガリ勉強しないというお話」では、労働者から抜け出して資本家になろうという旨を書きましたが、誤りだったと思います。
お金で幸せを買えるのは、年収800万円までだそうです。
それ以上年収が増えても、幸福は比例して増えることはないようです。
ある程度の年収が得られたら、後はお金ではなく人間関係の構築・維持・活用に時間を割くべきです。
人間関係には、
・家族
・友人
・職場
など自分の周りのあらゆる人が含まれます。
私の場合、
・妻や子ども、親、兄弟
・学生時代の友人、子どもの学校の保護者
・日々一緒に仕事をする人
ということになります。
そういう人と積極的に交わり、良い人間関係を築いていくのが、さらなる幸福に必要な営みということです。
それは労働者であっても、資産家であっても同じです。
いくらお金や時間があっても、夫婦関係が破綻していたり、子どもから信頼されていなければ、お金も虚しいものです。
なんじ、隣人を愛せよ
ということですね。
それを知っていれば、子どもの中学受験に過剰に期待する必要もなくなるでしょう。
・ある程度の年収
・良好な人間関係
が幸福な人生の秘訣だよ
と子どもに教えてあげてください。
その上で、子どもの能力・興味関心に応じて勉強はさせてあげれば良いでしょう。
少なくとも、親が主導したり、怒りながらやるものではなくなるはずです。