のんだくれの逆恨み | 得意楽器はボキャブラリー

のんだくれの逆恨み

最近、偉そうに酒について散々語ってきたけれど
自分の酒の飲み方には一向に進歩が見られない。
学習能力がないにもほどがあると思う。

昨晩はTさんと会社の近くで飲んでいた。
Tさんは音楽業界の第一線で活躍するキャリアウーマンである。

魚のウマい店だった。
最初にビールを飲んで
「ただだったら飲んでもいい」クラスの地酒を2合飲んだ。
その後、Tさんが熱燗を飲みたいというので頼んだのだが
これはまさしく「迷惑料をもらいたい」クラスの酒だった。

しかしその時点で
僕はただアルコールを摂取するために飲んでいるような状態だったので
味などお構いなしに「閉店ですよ」と言われるまで飲んだ。

帰り道もTさんに「ちどってますよ」と指摘される体たらくで
当然、今朝は死にたくなるような目覚めである。


自分の無能を棚に上げて言うのもなんだけれど
二日酔いの責任の一端は「迷惑料」クラスの酒にもあると思う。
先日の「燗酒劇場」では遥かにたくさん飲んだはずだけれど
翌日の目覚めは爽快だった。

何故にあの店は美味い魚を出すのに美味い酒を置こうとはしないのだろう。

しかも冷酒と書かれた欄には銘柄が並んでいるのに
熱燗は「熱燗」とだけ書かれているのはどうしたものだ。
「熱燗」は飲むスタイルをいう言葉であって商品名ではない。

名乗るほどのものでもない酒を熱燗にするのはもうやめてくれ。

日本酒の冷尊温卑の風潮は実に嘆かわしい。

頼むからまともな酒を熱燗で飲ませてくれと
絶望的な二日酔いの頭で恨めしく思う学習能力ゼロの男である。


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