【旅の記録④】旅というには無理がある(汗)
暑い。
『音楽ノート』を聴いていただいたみなさん、ありがとうございます。
3週にわたって「ネット上の誹謗中傷は許せん!!」という話題を中心にお送りしてきました。
実はこの企画を進めるにあたって
「誹謗中傷加害者」を攻撃するわけですから
to piece自身のブログも炎上する危険性がある、
その覚悟はあるか!?と長時間、新宿のマックと東方見聞録で議論したものです。
まぁ、幸か不幸かそういう事態には今のところなっておりません。
この問題について私も考えました。
考えて考えて
あることをふと思い出しました。
昔、子供心に
のび太がもし悪いヤツだったらドラえもんの道具で何でも悪いことできちゃうなあ
って思ったこと。
「どこでもドア」があればどんな罪を犯しても絶対捕まることもないだろうし
「もしもボックス」があれば世界の独裁者にだってなれる。
インターネットはロケーションや地位のハンデキャップもなく
あらゆる人が情報を発信したり、情報を得たりすることが可能なツール。
インターネットはある意味、ドラえもんの夢の道具なのです。
実際当時の感覚であればインターネットは充分夢の道具そのものでしょう。
誰彼かまわず侮辱したり、人の不幸を面白がったり
ネット上での言論の暴力が蔓延っているのは
これを手に入れた「悪者ののび太」が今までの鬱憤を晴らしているのだ
と定義してみました。
そう。
夢の道具は性善説を前提として初めて「夢の道具」として成立するのでしょう。
そしてこれを最も必要としてるのは「弱者」です。
だからドラえもんが向かう先はジャイアンではなく出来杉でもなくのび太でなければならなかったのでしょう。
しかし残念ながら、どんな人間にだって邪悪な部分はある。
それがインターネットという夢の道具を手に入れたことで顕在化しているのだと
私は自分なりに答えを見つけました。
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