ドMの受刑者の幸福 | 元受刑者の ちょっとだけスピリチュアルっぽいこと

元受刑者の ちょっとだけスピリチュアルっぽいこと

以下のブログに統合することにしました。よろしければ引き続きお付き合いください。
https://ameblo.jp/saitamadaihyou

出所しました。
これからどうしようかな。

刑務所内では、受刑者同士の会話の内容で

出所したらまず何をしたいか?

というのが定番です。


なんでもいいから好きなものだけを好きなだけ食べたい

とか

出たいと感じるまでゆっくり湯船につかりたい

とか

家族旅行に行きたい

とか


まあ、そのへんは良くある答えなのですが

真面目に SMクラブに行きたい

と言った人がいました。



彼はいわゆる M(マゾ ドエム)だそうで

それしか思いつかない、とまで言っていました。

当然 何がそんなに良いのか?

という話になります。


「皆さんには分からないと思うけど、怒鳴られるだけで、ゾクゾクするんです。

あ、でも ここ(刑務所)でも怒鳴られまくってますね。

僕、先生(刑務官)に怒られても、そんなに嫌じゃないのかも。」


なんて言っていました。


刑務所では、動作ひとつ決められたようにできないと

新人であろうがベテランであろうが 刑務官から 非常に厳しく、大きな声で注意されます。

それがそこでのやり方です。



私は最後までそれに慣れることなく、注意されないよう 細心の注意を払って生活していました。



しかし、その M の彼にとっては

どうやら初めから我々のように、それを苦痛には感じていなかったようなのです。


刑務所サイドからしたら、想定外なのでしょうけど。




今朝 この話を 思い出して 思うところありました。



今、生きていて 起こったら嫌だなあ と思うこと

とても ひとつやふたつではありませんが


それは 起こるときには起こるし また、起きないのかもしれません。


考えるだけ無駄だ  でも考えちゃう

そんなときは ドMの彼を参考に

予測しちゃうトラブルを肯定的に捉えてみることにしました。



私の場合ですが、すべての出来事には必ず学ぶべきことがある

すべては必要だから起きている。 無駄は無い。

むしろ 得しかない

というふうに、自分に言い聞かせてきたことを 今こそ と、応用して


思いついてしまう心配事を 飛躍のチャンス

と強引に考えてみました。



すると、強引だったにもかかわらず

なんか それらが ゲームに出てくる障害

くらいのことに感じられるようになりました。



今、朝よりも格段に心が軽くなっているのを感じます。