秋の空
※あれから17年 やっと向き合えました
あれから17年 やっと言葉に出来ました
大きな揺れが朝早く 襲ったその歳に
大きな存在の親父に 病いが襲いました
お袋とふたり聞いた 先生の言葉は
あと半年と云う 短い時間でした
それから半年 ずっとお袋とふたりで
それから半年 ずっと親父に嘘をつきました
寡黙で強くても決して 偉ぶらないで
家族の柱の親父が 初めて辛そうでした
お袋は先が見えなくて いら立つ親父のもとへ
しんどさを隠しながら 大丈夫と笑顔を見せた
いつまでこのまま 優しい風に触れられずに
いつまでこのまま 白い壁に囲まれるかなぁ
11月まだ陽射しが 暖かい早朝に
眠るように親父が 秋空に昇りました
今の私は貴方の 自慢になってますか?
時々迷ってたら そっと出口を灯して下さい
※ 繰り返し