昨晩はご自身のガン保険と娘さんの学資保険のご相談でお客様にお会いしていました。
そのお客様はとても笑顔の素敵な方で、商談は明るい雰囲気で進んでいました。
途中チラチラと携帯を気にするお客様。
「なんか、さっきから兄からのメールがたくさん入ってたんですが、電話が…ちょっとすいません。」
二言三言交わすくらいで電話は終わったのですが、いきなり目頭を押さえてポロポロと泣き始めるお客様。
「実家の父が脳梗塞で入院してるらしくて、それを私には言うなって隠してたらしくて、いま知ったばかりなんですが、その看病をしてた母が倒れたって…」
お客様にとってはダブルでショックなことが突然舞い込んできた状況でしたので、さすがに仕切り直しましょうと提案したものの、気丈にもすぐに帰省できるわけではないので、とそのまま話は続きました。
さすがにこんなことは初めてだったのでお客様より自分の方が動揺してしまったのですが、なんとか商談を継続して、相談内容についてのアドバイスなどをさせていただきました。
その商談も終わった時にお客様の口から…
「実は母、亡くなったんです。」
心臓を鷲掴みされたような、なんとも言えない衝撃でした。
まさかそんな重いことを押し隠して自分との商談を継続していてくれたとは!と驚き、話を続けてくれたことへの感謝、話を続けてしまったことに対する申し訳なさと…これまた表現しようのない想いが込み上げてきました。
それでもお客様のためになにか少しでも力になりたいという気持ちから、人が亡くなった後の手続きやチェックリストなどの載ってる冊子と残されたお父様の御意志をご兄妹に伝えるエンディングノートをご実家に送るお約束をさせていただきました。
保険人生まだまだ8年弱ですが、数十分前に名前と生年月日を書いて頂き、お話をしていたお母様の死をお客様と同じタイミングで共有するという初めての体験をさせていただき、目の前で見たお客様の涙が改めてこの仕事の大切さと自分の使命を教えてくれました。



