先日参加したMDRT日本大会でメディカル・セッションがあったのですが、そこでガンを調べるうえでビックリしたことがあったので紹介します。
お話をされたのは国立がん研究センターがん対策情報センターのセンター長を勤める若尾文彦先生。
『がん治療選択の道を誤らない為に』というタイトルで、最新情報を届けてくれました。
若尾先生が言うには、最近では「がんが治る」・「がんが消える」・「体験談」・「自由診療」などを前面に押し出した悪質なクリニックのホームページが横行しているので、検索するときにはしっかりとした情報源にアクセスして判断することが重要とのことでした。
しっかりとした情報源というのは『エビデンスレベルの高い情報』のことを指し、「たくさん実績がある」とか「専門家個人の意見」とかはエビデンスレベルとしては低いものにあたるそうです。
そこで今回の検索方法の話。
みなさんは、仮にがんについて調べるときどうやって情報を集めますか?
すぐにググりませんか?
でもGoogleで調べると広告が上位に並んで、なかなか一次情報にたどり着きにくいんです。
例えば「すい臓がん」に関して調べると、国立がんセンターのサイトまでは半分画面をスクロールしないと出て来ない状況です。
これに対してYAHOO!ではどうかというと、同じように「すい臓がん」と検索してみるとトップに国立がん研究センターのサイトが上がってきます。
(この仕様に変わったのは2018年1月からとのことです。)
がんについて調べるときは、まずはYAHOO!を利用した方がエビデンスレベルの高い情報にたどり着きやすいということを覚えておくだけでもいいかもしれませんね。
検索エンジンに頼らずに質の高い情報を調べるにはここにアクセスしてみてください。
【がん情報サービス】
~がん情報探しの10か条~
①情報は“力”。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。
②あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。
③あなたの情報を一番多く持つのは主治医。よく話してみましょう。
④別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用しましょう。
⑤医師以外の医療スタッフにも相談してみましょう。
⑥がん拠点病院の相談支援センターなど、質問できる窓口を利用しましょう。
⑦インターネットを活用しましょう。
⑧手に入れた情報が本当に正しいかどうか、考えてみましょう。
⑨健康食品や補完代替医療は、利用する前によく考えましょう。
⑩得られた情報をもとに行動する前に、周囲の意見を聞きましょう。

