11:00無事、飛行機は離陸。いよいよイギリスへの旅の幕開けだ!正面のモニターの大画面に現在の飛行機の位置が地図上で示され、随時分かるようになっている。それによると飛行機は成田から千葉の九十九里を抜け太平洋へ出て旋回して北西の方向へ向かった。下界は快晴。窓から外を眺めていると、富士山が見えてきた。ラッキー!。
富士山が雲の上より顔を出しイギリスの旅見送る如し
そして群馬か長野~新潟の山並みを越えて日本海へ出た。今度は島が見えてきた。佐渡ヶ島のようだ。結構、大きい島だ。昔、佐渡出身の知人が言っていた言葉を思い出した。「佐渡は大佐渡、小佐渡という二つの地域があってその間に平野があるんだよ。」・・・まさにその通りの地形だった。
1時間ほどが過ぎると飲み物が配られた。ウイスキーとシャンパン以外は無料。白ワインとフィンランドビールをもらう。ビールの絵柄は一面の熊。
程なくして昼食が配られた。牛肉の洋食だ。
成田を飛び立って4~5時間が過ぎた。ようやく半分ほどの距離を飛んだが、まだまだ先は長い。地図で見ると飛行機はユーラシア大陸の北極圏に近いルートを飛んでいるようだ。窓の外を見ると荒涼とした殺風景な大地が延々と見える。まるで小腸のように曲がりくねった川がどこまでも続いている。
雲海の間に見えるロシアの地腸のごとくに川はうねれる
長時間座っていなければならない機内の中の問題はトイレだった。私は立って歩くことも出来ないので座席上で尿器を使い、何とか用を足そうとした。しかし体勢が悪いのでなかなか出るものも出ない。困ったな~。持参した円座クッションを尻の下に入れてみた。すると何とか出た。~~~一難去ってまた一難、しばらくすると今度は大の方を催してきた。もう機内のトイレに行くしかない。乗務員に機内用の車イスを借り、ヘルパーのH君と旅行社のYさんの手を借りて何とかトイレに入った。私が便器に腰掛け、私の前にH君が立ったら、もうそれで中はきつきつだった。そして何とか用を足した。
そうこうしている間にやっとフィンランド領に入ったようだった。下界を眺めるとフィンランドの代名詞、森と湖が一面に見えた。ヘルシンキまであとわずかだった。

