今日は朝から雪だ

昼に近づくにつれ 吹雪いてきている
外に出る用事があったので
吹雪の中、用事を済ませる

私にとっては大した吹雪ではなかった
雪山でのホワイトアウトは こんなもんじゃない
登っているのか 下っているのかわからなくなる
もちろん右も左も
一瞬 風が途切れると シーンと静まり返り
なんともいえない恐怖感が襲う
雪が、大量の雪が深深と降るなか
無音なのである

気が狂いそうになる反面
その瞬間が心地よくも感じる
不思議だ
このままここにいてもいいとさえ思ってしまう瞬間がある

今日はそんなことはなかったけど
このまま
白く、真っ白くなってしまって
この世の中が埋もれてしまえばいいと思ってしまった

なくなったってイイや

少し早いけど お昼ごはんを食べた
何を食べても 味がしないような感じだから
久々にカップめん
昨日茹でておいた玉子を入れる

ふっとした瞬間に入れておいた玉子が見当たらない
もちろん麺とスープの下に沈みこんでいたんだけど
玉子が見当たらないだけで、泣きそうになってしまった

9階のベランダから 真っ白な世界にむけてブン投げてしまうところだった

真っ黒なニグロとネグロが私を心配そうに覗き込む

「ニャッニャッ」

短く 鳴く

これは猫語らしい
いわゆる「にゃ~」とか「にゃぁお」とかは人間が喜ぶのを知っているので
猫なで声で鳴くのだそう

我が家の子供たちは
私に猫後で話しかける

でも
なんていっているかわからない
抱きしめても するりと逃げていく

でも、一定の距離を保ちながら

「ニャッニャッ」て話しかけてくる

多分彼らのほうが冷静で 優しい感情を持っているんだろう

ごめんよ
母しゃんは今 少しだけおかしくなってるの
距離を持ってくれてありがとう
本当は膝に乗って甘えたいのにね